てんろく【天禄】
平安中期、円融天皇の時の年号。970年3月25日〜973年12月20日。
てんろれきてい【天路歴程】
《原題The Pilgrim's Progress》バニヤンの小説。第一部1678年、第二部84年刊。クリスチャンとその妻クリスチアーナが「滅亡の市」を旅立ち、「落胆の沼」「虚栄の市」などを経て...
てんろん【典論】
中国の文学書。もと5巻20編。魏(ぎ)の文帝曹丕(そうひ)撰。文学や文体を本格的に論じた最初の図書。自叙文と「文選」に引用された「論文」のみが残っている。典論論文。
てんわ【天和】
⇒てんな(天和)
てんわ【天和】
中華人民共和国の大型宇宙ステーションの基幹モジュール。2021年4月に長征5号Bロケットにより、中国宇宙ステーションの最初のモジュールとして打ち上げられた。全長16.6メートル、直径4.2メート...
天(てん)を仰(あお)いで唾(つばき)する
「天に向かって唾を吐く」に同じ。天に唾(つば)する。
天(てん)を仰(あお)・ぐ
嘆いて、神に訴えるように顔を上方へ向ける。「絶好のチャンスを逸して—・ぐ」
点(てん)を打(う)・つ
欠点を指摘する。非難する。「気にいらぬ女房を夫が去るに言ひ分なし、—・つ人もない」〈浄・用明天王〉
天(てん)を怨(うら)みず人(ひと)を尤(とが)めず
《「論語」憲問から》自分の身がいかに不遇でも、天を恨まず、また人をとがめず、みずから反省して修養に努める。
点(てん)を掛(か)・く
1 連歌や俳諧などで、評点をつける。「佐野の渡りに郭公詠みたるも知らざれば、是には—・けざりし」〈戴恩記〉 2 記号をつける。斜線を引いたり、しるしをつけたりする。「気に入ったものへ、こちらから...