ディオニュソス【Dionysos】
《「ディオニソス」とも》ギリシャ神話で、酒の神。もと、北方のトラキア地方から入ってきた神で、その祭儀は激しい陶酔状態を伴い、ギリシャ演劇の発生にかかわるともいわれる。ゼウスとカドモスの娘セメレと...
ディオニュソス‐げきじょう【ディオニュソス劇場】
《Theatro tou Dionysou/Θέατρο του Διονύσου》ギリシャの首都アテネ、アクロポリスの丘の南麓にある野外劇場。紀元前6世紀に建造、紀元前4世紀に大理石で再建され...
ディオニュソス‐てき【ディオニュソス的】
[形動]ニーチェが「悲劇の誕生」で説いた芸術衝動の一つで、陶酔的、創造的、激情的などの特徴をもつさま。⇔アポロ的。
ディオーネ【Dione】
土星の第4衛星。1684年にカッシーニが発見。名の由来はギリシャ神話の巨人。公転軌道を小型の2衛星(ヘレネとポリデューシス)と共有し、これらはディオーネと土星が形成するラグランジュポイント上にあ...
ディオファントス【Diophantos】
[246ころ〜330ころ]古代ギリシャの数学者。アレクサンドリアで活躍。最古の代数学書「アリスメティカ」を著し、実用的な問題の解法、不定方程式などについて述べた。
ディオプター【diopter】
⇒ジオプトリー
ディオプトリ【dioptre】
⇒ジオプトリー
ディオラマ【(フランス)diorama】
《「ジオラマ」とも》 1 立体模型。ミニチュアの人物や物と背景とを組み合わせ、ある場面を立体的に現すもの。 2 遠近法を用いた背景画の前に人物・動物などの立体模型を置いて照明し、窓からのぞくと現...
ディオン【Dion/Δίον】
ギリシャ北部、マケドニア地方の町。オリンポス山の北東麓に位置する。古代マケドニア人の聖域だった場所として知られている。礼拝所の遺跡があり、ヘレニズム時代の劇場や古代ローマ時代の浴場や集会場などの...
ディオーシュジュール‐じょう【ディオーシュジュール城】
《Diósgyőri vár》ハンガリー北東部の都市ミシュコルツにある城。13世紀頃、モンゴル人の襲来の後に築かれた砦に起源し、14世紀から15世紀にかけて、ハンガリー王ラヨシュ1世、マーチャー...