まつ‐よう【末葉】
1 ある時代の終わりごろ。末期。「20世紀の—」 2 物事の大事でない部分。「生産者の責任はやはり—たるを免れぬ」〈河上肇・貧乏物語〉 3 子孫。末裔(まつえい)。ばつよう。「上総国の御家人高滝...
まね‐ごと【真似事】
1 まねてすること。物まね。 2 本格的でなく、物まね程度に行う物事。多く、相手にへりくだっていう。「素人が商売の—をする」
まっ‐せつ【末節】
1 物事の本質的でない部分。「枝葉—」 2 晩年。晩節。
まつ‐がく【末学】
1 重要でない枝葉末節の学問。 2 未熟な学問。また、未熟な学者。後進の学者。 3 学者が自分をへりくだっていう語。
まつ‐ぎ【末技】
1 重要でない枝葉末節のわざ。末梢(まっしょう)的な技芸。 2 未熟なわざ。つたないわざ。
まつ‐げい【末芸】
重要でない技芸。末技。
みんしゅ‐しゅぎ【民主主義】
人民が権力を所有し行使する政治形態。古代ギリシャに始まり、17、18世紀の市民革命を経て成立した近代国家の主要な政治原理および政治形態となった。近代民主主義においては、国民主権・基本的人権・法の...
む‐い【無為】
[名・形動] 1 何もしないでぶらぶらしていること。また、そのさま。「せっかくの休日を—に過ごす」「—な毎日」「—無策」 2 自然のままに任せて、手を加えないこと。作為のないこと。また、そのさま...
もろ‐もろ
[副] 1 まだらになるさま。液状のものに粒が浮いて、均質でないさま。名詞的にも用いる「古い絵の具に—(と)したものができる」 2 もろいさま。やわらかく崩れやすいさま。「持っただけで—(と)崩れる」
猛虎(もうこ)の猶予(ゆうよ)するは蜂蠆(ほうたい)の螫(せき)を致(いた)すに如(し)かず
《「史記」淮陰侯伝から》猛虎はどんなに強くても、ためらっていては、蜂やサソリがちくりと刺すのにも及ばない。力ある者でも決断力がなく実行しなければ、無力でなんの役にも立たない。