おぼろ‐け
[形動ナリ] 1 (多く、あとに否定表現を伴って用いる)程度が普通であるさま。通り一遍であるさま。「歌詠むと知りたる人の—ならざらむは」〈能因本枕・九四〉 2 (あとに否定表現を伴わないで、また...
おいで‐なさ・る【御出でなさる】
[動ラ五(四)] 1 「行く」「来る」「居る」の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「どちらへ—・るのですか」「事務所にはいつも—・るということです」「たいそうきまじめな方で—・る」 2 (補...
こうせいしょうしょげんぽんふじつきさいとう‐ざい【公正証書原本不実記載等罪】
公務員に虚偽の申告をして、登記簿・戸籍簿などの公正証書の原本や電磁的記録に、事実でない記載・記録をさせる罪。刑法第157条が禁じる。5年以下の懲役または50万円以下の罰金に処せられる。また、免許...
あんそくこうさん‐デナトニウム【安息香酸デナトニウム】
芳香族化合物の一つであるデナトニウムと安息香酸との塩。無臭の白色固体。極めて強い苦みをもつことで知られ、幼児などによる誤飲防止のための添加物として利用される。デナトニウムベンゾエイト。化学式C2...
あ・れる【荒れる】
[動ラ下一][文]あ・る[ラ下二] 1 風・波・天候などが穏やかでなくなる。「海が—・れる」 2 態度・行動などが穏やかでなくなる。乱暴になる。「酒を飲んで—・れる」 3 建物・土地などが手入れ...
うしな・う【失う】
[動ワ五(ハ四)] 1 (「喪う」とも書く)今まで持っていたり、備わっていたりした大事なものをなくす。「職を—・う」「友情を—・う」 2 普通の状態でなくなる。安定した状態でなくなる。「気を—・...
い【異】
[音]イ(呉)(漢) [訓]こと [学習漢字]6年 1 他と違っている。別の。ことなる。「異国・異種・異状・異常・異色・異性・異存・異同・異動・異例・異論・異民族/差異・小異・相異・変異」 2 ...
うそ【嘘】
1 事実でないこと。また、人をだますために言う、事実とは違う言葉。偽(いつわ)り。「—をつく」「この話に—はない」 2 正しくないこと。誤り。「—の字を書く」 3 適切でないこと。望ましくないこ...
おいで‐なさい【御出でなさい】
[連語]《「おいでなさる」の命令形。また、「おいでなさいませ(まし)」の略とも》 1 「行く」「来る」「居る」の動作を勧誘する気持ちで、軽い敬意を含めていう。いらっしゃい。「なるべく早く—」「...
え‐なら◦ず【え成らず】
[連語]《副詞「え」+動詞「な(成)る」の未然形+打消しの助動詞「ず」》 1 なみひと通りでない。「いはけなき鶴(たづ)の一声聞きしより葦間(あしま)になづむ舟ぞ—◦ぬ」〈源・若紫〉 2 なみな...