やせ‐ち【痩せ地】
《「やせぢ」とも》地味が豊かでなく、作物などがよく育たない土地。
やせ‐つち【痩せ土】
地味が豊かでない土。やせて作物が育ちにくい土地。やせち。
やしない【養い】
1 やしなうこと。育てること。養育。 2 栄養となるもの。栄養物。滋養分。また、植物の肥料。「竹が熟した時に—が十分でないから軽い竹になるのです」〈露伴・幻談〉 3 一家が暮らしていくためにかか...
やすで【馬陸】
倍脚綱の節足動物の総称。体は細長くてムカデに似るが、一つの体節に二対の歩脚があり、体長2センチくらいのものが多い。朽ち木・落ち葉の下など湿った所にすみ、触ると渦巻き状になり臭気を放つ。キシャヤス...
やくぶつ‐らんよう【薬物濫用】
定められた用法・用量を超えて医薬品を使用すること。また、治療の目的以外で医薬品を使用したり、医薬品でない薬物を不正に使用したりすること。→薬物依存 [補説]アルコールや市販薬の過剰摂取から、麻薬...
やっ‐きょく【薬局】
1 薬剤師が医薬品の調剤および販売を行う所や店。開設には都道府県知事の許可を必要とし、開設者が薬剤師でない場合には、管理者として専任の薬剤師を置かなければならない。 2 病院・診療所などで、薬を...
やき‐むら【焼き斑】
ものの焼け方が一様でないこと。「ホットケーキに—ができる」
やくそく‐せつ【約束説】
数学や自然科学における公理・定義・原則は、明証性、経験の一般化、検証可能性のいずれかに属さないかぎりは便宜的な約束であり、説明能力があって矛盾でなければどのような形態でもよいとする説。ポアンカレ...
や・せる【痩せる/瘠せる】
[動サ下一][文]や・す[サ下二] 1 肉が落ち、からだが細くなる。「胃をこわして—・せる」⇔肥える/太る。 2 土地が草木を生長させる力に欠ける。地味が豊かでなくなる。「—・せた土地」⇔肥える。
やど‐ろく【宿六】
《「宿のろくでなし」の意》 1 妻が自分の夫を卑しめたり、親愛の意を込めたりしていう語。「うちの—」 2 宿の主人。亭主。「なんでもここの—めが」〈滑・続膝栗毛・三〉