しらかわ‐よふね【白川夜船/白河夜船】
《京都を見てきたふりをする者が、京の白河のことを聞かれて、川の名だと思い、夜、船で通ったから知らないと答えたという話によるという》 1 熟睡していて何も知らないこと。何も気がつかないほどよく寝入...
しんど‐ふじ【身土不二】
人間の身体と土地は切り離せない関係にあるということ。その土地でその季節にとれたものを食べるのが健康に良いという考え方で、明治時代に石塚左玄らが唱えた。
しろく‐の‐がま【四六の蝦蟇】
茨城県の筑波山の山麓(さんろく)にすむという、前足の指が4本、後足の指が6本のガマガエル。これから蝦蟇の油をとるという。
すい‐こう【推敲】
[名](スル)《唐の詩人賈島(かとう)が、「僧は推す月下の門」という自作の詩句について、「推す」を「敲(たた)く」とすべきかどうか思い迷ったすえ、韓愈(かんゆ)に問うて、「敲」の字に改めたという...
スターショット‐けいかく【スターショット計画】
数千個もの超小型探査機を、太陽系から最も近い恒星系であるケンタウルス座α星に送り込むという計画。正式名称はブレークスルースターショット。切手サイズの大きさの「スターチップ」という探査機に、カメラ...
すずしさまねく‐たま【涼しさ招く玉】
《中国、燕の昭王が持っていた玉が涼気をもたらしたという故事から》涼しさを招きよせるという玉。「石の上に落ちたる滝のかずかずに—と見えつつ」〈夫木・九〉
すく‐じん【守宮神/守公神】
1 宮殿または官庁などを守護するという神。朝廷の外記庁(げきのちょう)に祭った。「中納言は、—、賢所(かしこどころ)の御前にて伏しまろび給ひて」〈栄花・花山尋ぬる中納言〉 2 諸道の技芸を守護す...
ず‐から
[接尾] 1 人の心・身体などを表す語に付いて、そのもの自身という意を表す。…で。…から。…のまま。「おの—」「み—」「口—」 2 人間関係を表す名詞に付いて、その関係にある意を表す。「拙者ため...
地獄(じごく)の釜(かま)の蓋(ふた)もあく
正月や盆の16日は、地獄の鬼も罪人の呵責(かしゃく)を休むというところから、この両日はこの世の者もみな仕事をやめて休もうということ。
しかい‐けいてい【四海兄弟】
《「論語」顔淵の「四海の内皆兄弟なり」から》世界中の人が兄弟であるということ。または、すべての人間は人種・民族・国籍を問わず、兄弟のように愛し合うべきであるということ。四海同胞(しかいどうほう)。