でんり‐そんしつ【電離損失】
電子や陽子などの荷電粒子が物質中を通過するとき、その物質を構成する原子を電離したり励起したりして、エネルギーを失う現象。その際の単位距離当たりに失う平均のエネルギー損失を阻止能という。
ないかくしんにん‐けつぎ【内閣信任決議】
内閣を信任するという議会の決議による意思表示。衆議院にのみ認められた議決で、野党の内閣不信任案や参議院における首相問責決議などに対抗するために用いられる。内閣信任案が可決されない場合は、日本国憲...
とぶとり‐の【飛ぶ鳥の】
[枕]地名「明日香(あすか)」にかかる。天武天皇の時に、赤い雉の献上を吉兆として朱鳥と改元、明日香にあった大宮を飛鳥(とぶとり)の浄御原(きよみはら)の宮と名づけたところからという。「—明日香の...
とびち‐かん【飛(び)地感】
飛び地がもつ、そこだけが周囲と異なる感じ。また、同種のものと離れて、異質な環境・状況の中に置かれているという感覚。唐突なこと。
ど‐ぶろ【土風炉】
茶の湯で、土を焼いて作った風炉。陶土製の風炉。奈良で作ったものを奈良風炉という。
とび‐うめ【飛(び)梅】
菅原道真が大宰府(だざいふ)に左遷されるとき、大切にしていた庭の梅の木に「東風(こち)吹かば匂ひおこせよ梅の花あるじなしとて春を忘るな」の一首をかけて去ったところ、その梅の木が道真を慕って、大宰...
トポロジカル‐そうてんい【トポロジカル相転移】
物質の厚みが原子サイズ程度の実質的に二次元と見なせる系や原子が糸のように連なった一次元の系など、ある特別な条件において生じる相転移。このような物質の状態はトポロジカル相とよばれ、電子は質量が零の...
とび‐だい【飛(び)台】
1 相場で、大台(おおだい)のこと。100円を飛び台とすると、108円を「一〇〇とび八円」などという類。 2 「飛び込み台」に同じ。
と‐は
[連語]《格助詞「と」+係助詞「は」》 1 「と」の働きを強めた表現。「予想—違う結果が出た」 2 定義・命題などの主題であることを示す。…というものは。「友情—、かけがえのないものだ」 3 文...
ドミノ‐りろん【ドミノ理論】
一国が共産化すると、これに隣接する諸国がドミノ倒しのように次々と共産化していくという理論。1950年代に主張され、米国の共産主義勢力拡大阻止政策の理論的根拠とされた。