ろく‐ぐ【六具】
6種でひとそろいの武具。鎧(よろい)の六具は胴・籠手(こて)・袖・脇楯(わいだて)・脛楯(はいだて)・脛当(すねあて)の6種というが、異説が多い。ほかに大将の六具、騎兵の六具などがある。りくぐ。
ろくさい‐ねんぶつ【六斎念仏】
念仏踊りの一種。太鼓・鉦(かね)を打って念仏を唱えるもの。もと、六斎日に修した踊り念仏に由来するという。現在は京都を中心に、多く盆または地蔵盆に行われる。《季 秋》
ろくじ‐の‐へだたり【六次の隔たり】
《six degrees of separation》知り合いの知り合いを繰り返し辿って行くと、6人目でほぼ世界中の誰とでもつながりをもつという現象。スモールワールド現象の一例として知られる。
ろくじゅうろく‐ぶ【六十六部】
法華経を66回書写して、一部ずつを66か所の霊場に納めて歩いた巡礼者。室町時代に始まるという。また、江戸時代に、仏像を入れた厨子(ずし)を背負って鉦(かね)や鈴を鳴らして米銭を請い歩いた者。六部...
ろくじょう‐どうふ【六条豆腐】
豆腐を薄く切り、塩をまぶして陰干しにしたもの。酒に浸して、または吸い物に入れて食べる。京都六条の人が初めて製したという。
ロクブリュヌ‐カップ‐マルタン【Roquebrune-Cap-Martin】
フランス南東部、アルプ‐マリチーム県、モナコとマントンの中間に位置する町。中世、異教徒からの攻撃を防ぐために、急峻(きゅうしゅん)な岩山や丘の上に城壁をめぐらして築いた「鷲(わし)の巣村」の一。...
ろくべえ
《江戸時代、飢饉のときに六兵衛という人が考案したという》サツマイモを原料とする麺。長崎県の郷土料理。作り方は対馬・島原など地域によって異なる。
ろくやた【六弥太】
《豆腐を女房詞で「おかべ」というところから、源義経の臣、岡部六弥太にかけていう》豆腐の異称。
ロクルム‐とう【ロクルム島】
《Lokrum》クロアチア南部、ドゥブロブニク旧市街の約700メートル沖合に浮かぶ島。十字軍に参加したイングランド王リチャード1世(獅子心王)が、帰路に遭難しかかるも助かったため、神への感謝のし...
ログウッド【logwood】
1 クロウメモドキ科の小高木。米国テキサスからメキシコにかけての乾燥草原に分布。材からログウッドブルーとよばれる染料をとる。 2 マメ科の常緑高木。葉は羽状複葉。花は黄色。心材からヘマトキシリン...