これ‐から【此れから/是から】
《代名詞「これ」+格助詞「から」から》今から以後。今後。将来。「—が楽しみだ」「まだまだ—という時に」
コルンブ‐せき【コルンブ石】
《columbite》鉄・マンガン・ニオブ・タンタルの酸化物からなる鉱物。黒色で、柱状や板状結晶。斜方晶系。ペグマタイト中に産出。一般に、コルタンという鉱石として産出し、ニオブがタンタルより多い...
衣(ころも)を返(かえ)・す
衣を裏返しに着る。こうして寝ると思う人を夢に見ることができるという俗信があった。「いとせめて恋しき時はむばたまの夜の—・してぞ着る」〈古今・恋二〉
ゴルトベルクへんそうきょく【ゴルトベルク変奏曲】
《原題、(ドイツ)Goldberg-Variationen》バッハのクラビーア曲集。1742年作。主題となる最初と最後のアリアと、30の変奏曲で構成される。名称は、弟子のゴルトベルクが不眠で悩む...
ゴルディオス‐の‐むすびめ【ゴルディオスの結び目】
フリギアのゴルディオス王が結んだ複雑な縄の結び目。これを解いた者はアジアを支配するという伝説があったが、アレクサンドロス大王が剣で両断し、アジアを征服した。転じて、難題。難問。
コルポスコープ【colposcope】
膣(ちつ)拡大鏡。先端部に光源を有する低倍率(8〜40倍)の顕微鏡。子宮頸(けい)部(ぶ)と膣を直接視診するもの。コルポスコピーという子宮頸がんの検査に用いられる。
コルポスコピー【colposcopy】
婦人科において、コルポスコープという内視鏡で子宮頸部表面を拡大観察する検査法。病理検査とあわせて、子宮頸がんとその前段階の精密検査に用いられる。腟拡大鏡検査。腟拡大鏡診。
衣(ころも)の裏(うら)の珠(たま)
《「法華経」五百弟子受記品に書かれた故事から》過去に大乗の教えを授けられたのに忘れてしまって悟れずにいたのが、今釈尊の教えによって悟ることができたというたとえ。また、本来持っていた仏性のたとえ。...
コロリスト【(フランス)coloriste】
色彩を専門に扱う人。特に、服飾業界で、服のデザインや流行に基づいて素材の色やプリントの配色を決める人をいう。一般に色彩専門家は「カラリスト」ということが多い。
コルク‐そう【コルク層】
コルク形成層でつくられ、細胞壁にスベリンという物質が加わって生じたコルク細胞の集まり。コルク組織。