ももこえ‐どり【百声鳥】
ホトトギスの別名。
もののふ‐の【武士の】
[枕] 1 文武の官が属する氏は数が多いところから、「八十(やそ)」およびその複合語に、また「い(五十)」と同音を含む地名「岩瀬(いわせ)」にかかる。「—八十宇治川(やそうぢがは)の網代木(あじ...
ほほ・む【含む】
[動マ四]花がつぼみのままでいる。ふふむ。〈新撰字鏡〉 [動マ下二]ふくむようにする。ふくめる。「ほととぎす鳴かぬ嘆きの杜(もり)に来ていとども声を—・めつるかな」〈散木集・二〉
またぎ
東北・北越、特に秋田地方の山間に住む猟師の一団。狩猟中は山言葉を使い、頭目の指揮下に古来の伝統を守って生活する。まとぎ。やまだち。
ま・す【在す/坐す】
[動サ四] 1 「ある」「いる」の意の尊敬語。いらっしゃる。おいでになる。「大君は千歳に—・さむ白雲も三船の山に絶ゆる日あらめや」〈万・二四三〉 2 「行く」「来(く)る」の意の尊敬語。いらっし...
ま‐れい【磨礪】
[名](スル)刃物などをとぎみがくこと。転じて、学問や技芸などにはげむこと。
ほんじ‐もの【本地物】
本地垂迹説の影響によって成立した御伽草子(おとぎぞうし)系統の小説・物語類。また、古浄瑠璃や説経節などで、神仏・社寺の縁起を説いたもの。
ママイア【Mamaia】
ルーマニア南東部、黒海に面する海岸保養地。コンスタンツァの北部に隣接し、黒海とシトギュル湖に挟まれた細長い砂州上に位置する。約8キロメートルにわたって砂浜が広がり、海水浴や避寒を目的として数多く...
もの‐ぎわ【物際】
1 物事の行われる間際。せとぎわ。「はやりて鑓を入れば、—にて精が抜けて」〈三河物語・上〉 2 盆・正月などの直前の忙しい時期。「—近づくころ」〈風俗文選・四季辞〉
もと‐ほととぎす【本時鳥/旧杜鵑】
先年も来て鳴いた、なじみのホトトギス。「あをによし奈良の都は古りぬれど—鳴かずあらなくに」〈万・三九一九〉