けん【険〔險〕】
[音]ケン(呉)(漢) [訓]けわしい さがし [学習漢字]5年 1 地形が切り立ってけわしい。けわしい所。「険阻・険要・険路/峻険(しゅんけん)・天険」 2 危ない。危ないこと。「危険・探険・...
すい【遂】
[常用漢字] [音]スイ(漢) [訓]とげる ついに 最後までやりおえる。成しとげる。「遂行/完遂・既遂・未遂」 [名のり]かつ・つく・なり・なる・みち・もろ・やす・ゆき・より
すさ・む【荒む/進む/遊む】
[動マ五(四)]《動詞「すさぶ」の音変化》 1 心の持ち方・行動などが乱れてきて、ゆとりやおおらかさがなくなる。とげとげした状態になる。「気持ちが—・む」「生活が—・む」 2 物事の繊細さ・上...
すさ・ぶ【荒ぶ/進ぶ/遊ぶ】
《上代は上二段活用であるが、平安時代ころから四段にも活用するようになった》 [動バ五(四)] 1 気持ちや生活態度にゆとりやうるおいなどがなくなる。とげとげしくなる。荒れる。「心が—・ぶ」 2...
あざみ【薊】
キク科アザミ属の多年草の総称。葉に多くの切れ込みやとげがある。花は、多数の細い管状の紅紫色の小花からなる頭状花。ノアザミ・フジアザミなど多くの種類がある。刺草(しそう)。《季 夏》「妻が持つ—の...
けん‐あく【険悪】
[名・形動] 1 表情や性質がとげとげしくなること。また、そのさま。「—な顔つき」 2 状況などが悪化して油断ができないこと。また、そのさま。「—な空模様」「両国の関係が—になる」 [派生]けん...
口(くち)に針(はり)
言葉がとげとげしく、皮肉や悪意が感じられること。
するど【鋭】
[形動ナリ] 1 するどくとがっているさま。鋭利なさま。「四つの牙(きば)剣よりも—にして」〈太平記・二四〉 2 言動がとげとげしいさま。つっけんどん。「詞—に言ひ放せば」〈浄・盛衰記〉 3 勢...
けん【険/嶮】
[名・形動] 1 山などのけわしいこと。また、その場所。難所。「箱根の山は天下の—」〈鳥居忱・箱根八里〉 2 困難が多いこと。「—を冒し危きを凌ぎ」〈中村訳・西国立志編〉 3 (「権」「慳」とも...
けわし・い【険しい/嶮しい】
[形][文]けは・し[シク] 1 傾斜が急で、登るのに困難であるさま。「—・い山道」 2 困難や危険な事態が予想されるさま。「再建への道は—・い」 3 怒りや緊張のため、言葉や表情などがとげとげ...