こと‐とて【事とて】
[連語]《名詞「こと(事)」+係助詞「とて」》 1 理由を表す。…だから、それだけ。…だけあって。「年をとってからできた子供の—、かわいくてしかたがない」「念を入れた—、よい仕上がりだ」 2 逆...
とは‐いうものの【とは言うものの】
[接]前に述べた事柄と相反する内容を導く語。そうはいっても。とはいえ。「—、やはりこわい」 [連語]《「ものの」は接続助詞》…といっても。…とはいえ。「近い—、歩いて三〇分はかかる」
徒(あだ)や疎(おろそ)か
「あだおろそか」に同じ。「小事とはいえ—に扱えない」
よから‐ぬ【良からぬ】
[連語]良くない。良いとはいえない。「—連中とつきあう」「—うわさ」
じ‐しょ【辞書】
1 多数の語を集録し、一定の順序に配列して一つの集合体として、個々の語の意味・用法、またはその示す内容について記したもの。語のほかに接辞や連語・諺なども収める。また、語の表記単位である文字、特に...
然(さ)こそ言(い)え
そうはいうものの。とはいえ。「この女をほかへ追ひやらむとす。—、まだ追ひやらず」〈伊勢・四〇〉
じ‐ぜん【次善】
最善とはいえないが、それに次ぐものであること。セカンドベスト。「—を選ぶ」「—の策」
ぎ‐せい【擬勢/義勢】
1 意気込み。また、見せかけだけの勢い。強がり。虚勢。「若気とはいえ詰らぬことに—張り」〈露伴・いさなとり〉 2 動物が敵を脅すために、体色を変化させたり、毛を逆立てて体を大きく見せたりすること。
しょ‐ゆう【所有】
[名](スル)自分のものとして持っていること。また、そのもの。「多大な財産を—する」「父の—する土地」 [用法]所有・所持・所蔵——「田中氏所有(所持・所蔵)の古写本」など、単に持つ意では相通じ...
義理(ぎり)にも
1 体面やつきあいの上からでも。 2 おせじにも。「—字がじょうずとはいえない」