とび‐しょく【鳶職】
⇒鳶の者
とびすけ【飛び介/飛び助】
《「突飛な者」あるいは「飛び上がり者」を人名のように表した語》軽率で落ち着きのない者。おっちょこちょい。また、浮かれ者。「常も利介は—で」〈浄・二つ腹帯〉
とび‐すごろく【飛び双六】
双六の一種。絵の双六の各区画に、さいの目による移動先が示してあり、振ったさいの目によって飛び移っていくもの。
とび‐せいじ【飛(び)青磁】
褐色の斑文(はんもん)を飛び飛びに散らして製した青磁。
とびた【飛田】
大阪市西成区、天王寺公園の西方にある歓楽地。江戸時代には墓地・刑場があった。
とびた‐すいしゅう【飛田穂洲】
[1886〜1965]野球評論家。茨城の生まれ。本名、忠順(ただより)。早稲田大学野球部監督を歴任。野球評論で精神野球を説き、学生野球の父とよばれた。著「熱球三十年」など。
とび‐た・つ【飛(び)立つ】
[動タ五(四)] 1 空中に飛び上がる。飛んでそこを去る。「飛行機が—・つ」「巣から—・つ」 2 喜びや期待で心が落ち着かなくなる。「—・つ思い」
飛(と)び立(た)つばかり
1 うれしくておどりあがるほどであるさま。「—に喜ぶ」 2 遠方のことを、飛んで行きたいほど懐かしく思うさま。「—思ひ寝の」〈仮・恨の介・下〉
とび‐だい【飛(び)台】
1 相場で、大台(おおだい)のこと。100円を飛び台とすると、108円を「一〇〇とび八円」などという類。 2 「飛び込み台」に同じ。
とび‐だし【飛(び)出し】
外や前へ勢いよく出ること。目の前に突然あらわれること。「—ナイフ」「児童の—に注意」