とり‐こ【虜/俘虜/擒】
1 生け捕りにした敵。捕虜。 2 あることに心を奪われること。また、そのような人。「アニメのヒーローが子供を—にする」
とり‐こ【取り子】
1 《「とりご」とも》子を神仏からの授かりものと考える習俗。生児を故意に社寺に捨て、神官や僧侶に拾ってもらって改めて生みの親が育てること。また、その子。 2 もらい子。養子。「—をして、幼くより...
とり‐こ【取(り)粉】
つきたての餅(もち)を扱いやすくするためにまぶす粉。米粉や片栗粉など。餅取り粉。しろこ。
とり‐こし【取(り)越し】
期日を繰り上げて事を行うこと。「—の御年始さと」〈一葉・わかれ道〉
とりこし‐くろう【取(り)越し苦労】
《「とりこしぐろう」とも》どうなるかわからないことをあれこれ心配すること。杞憂(きゆう)。
とり‐こ・す【取(り)越す】
[動サ五(四)] 1 期日を繰り上げて事を行う。「—・して法要を営む」 2 先のことをあれこれ考える。予測する。「此分なら、と文三は—・して安心をして」〈二葉亭・浮雲〉
トリコチロマニア【trichotillomania】
ストレスなどの影響で、自分で毛を引っ張って抜く癖。小中学生の女子に多く、脱毛症の原因の一つとなる。抜毛症。
トリコット【tricot】
トリコット機で編まれた縦編みのメリヤス地。肌合いが柔らかく伸縮性がある。下着から外衣まで広く利用される。
とり‐こな・す【取り熟す】
[動サ五(四)]うまく取り扱う。「悉く大自然の点景として描き出されたものと仮定して—・して見様(みよう)」〈漱石・草枕〉
トリコニー【(フランス)tricouni】
靴の底に打つ鋲(びょう)の一種。主に登山靴に用いる。