トロッコ
《truckから》軽便軌道の上を、手押しで走る小型の貨車。土砂運搬用。トロ。 [補説]書名別項。→トロッコ
トロッコ
芥川竜之介の短編小説。大正11年(1922)3月、雑誌「大観」に発表。8歳の少年良平が鉄道工事用のトロッコに乗って経験した出来事を回想形式で描く。
トロッコ‐もんだい【トロッコ問題】
倫理学的な思考実験の一。暴走するトロッコの軌道上に5人の作業員がいて、そのまま放っておけば5人は轢死(れきし)する。自分が分岐器を作動させれば、トロッコは別の軌道に入るが、その先にも1人の作業員...
トロッター【trotter】
速歩(トロット)を得意とする馬。また、そうした馬の品種。米国原産のスタンダードブレットなど。
トロッティング【trotting】
競馬で、繋駕(けいが)速歩(はやあし)レース。馬の後ろに、騎手が乗った馬車をつけ、馬は速足で走る。
トロット【trot】
1 馬術で、常歩(なみあし)と駈歩(はやあし)との中間の歩調。跑足(だくあし)。速歩(はやあし)。 2 「フォックストロット」の略。
トロッパウ【Troppau】
チェコ東部の都市オパバのドイツ語名。
とろっ‐ぺき
[名・形動ナリ]《「どろっぺき」とも》泥酔すること。また、そのさま。へべれけ。「何所で飲んで失せたか—になって来て」〈滑・浮世床・初〉
トロッポ【(イタリア)troppo】
音楽用語で、「過度の」の意。「アレグロ‐マ‐ノン‐トロッポ(快速に、ただし速すぎないように)」などのように用いる。