足(た)ら◦ない
「足りない」に同じ。「頭の—◦ないやつ」
あきたら◦ない【飽(き)足らない】
[連語]《動詞「あきたる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》⇒飽き足りる
取(と)るに足(た)ら◦ない
「取るに足りない」に同じ。「—◦ないことにこだわる」
もの‐たら◦ない【物足らない】
[連語]「ものたりない」に同じ。「どこが—◦ないかが、吾ながら不明である」〈漱石・草枕〉
くだら◦ない【下らない】
[連語]《動詞「くだる」の未然形+打消しの助動詞「ない」》まじめに取り合うだけの価値がない。程度が低くてばからしい。くだらぬ。くだらん。「—◦ない話」「—◦ないまちがい」「—◦ない連中と付き合う...
しだら‐な・い
[形][文]しだらな・し[ク]人の行いや物事の状態などにしまりがない。だらしない。「—・い部屋が汚い洗濯物の間から見えていたり」〈梶井・瀬山の話〉
勝(まさ)るとも劣(おと)ら◦ない
それ以上ではあっても劣っていることはない。互角またはそれ以上である。「入選作に—◦ない出来映え」
なら◦ない
[連語]《動詞「な(成)る」の未然形+打消しの助動詞「ない」》 1 (「てならない」の形で)その事について抑えようのない気持ちを表す。「話の続きが気になって—◦ない」「おかしくて—◦ない」 2 ...
ほか‐なら◦ない【他ならない】
[連語] 1 (多く「…にほかならない」の形で)それ以外のものでは決してない。まさしくそうである。ほかならぬ。「彼の成功は努力の結果に—◦ない」 2 他の人とは違っていて、特別な間柄にある。ほか...
退(の)っ引(ぴ)きなら◦ない
避けることもしりぞくこともできず、動きがとれない。ぬきさしならない。「—◦ない用事で外出する」「—◦ない事態に陥る」