なか‐ば【半ば】
[名] 1 全体を二つに分けた、その一方。半分。「敷地の—を人手に渡す」 2 一定の距離・期間などの中間のあたり。「枝を—から切り落とす」「五月の—」「人生の—」 3 ある物事の途中。ある物事...
なか‐ばしら【中柱】
1 茶室内の炉の隅に立てられる柱。ゆがみばしら。 2 部屋の中央にある柱。「母屋の—にそばめる人」〈源・空蝉〉
なか‐ばたらき【仲働き/中働き】
奥向きと勝手向きの中間の雑用をする女中。奥女中や下女に対していう。
なかば‐の‐つき【半ばの月】
1 半円形の月。半月(はんげつ)。「末の世を照らしてこそは二月(きさらぎ)の—は雲がくれけれ」〈続千載・釈教〉 2 月半ばの月。満月。特に、中秋の名月。「秋の空、余りにたへぬ—」〈謡・雨月〉 3...
なか‐ばらい【中払ひ】
江戸時代、盆と大晦日(おおみそか)の中間、10月末の支払い。「—の残り十貫五百文、御算用頼みます」〈浄・歌祭文〉