そく‐めつ【熄滅】
[名](スル)消えてなくなること。やむこと。消滅。「世間総体の説となり、争論の事、次第に—するときは」〈中村訳・自由之理〉
そくりき‐あんま【足力按摩】
手だけでなく足も使ってする按摩。
そこ‐どころ【其処所】
[名](あとに打消しの語を伴って用いる)それどころ。「娘は—で無いから頻りに迫る」〈風葉・青春〉
[代]中称の指示代名詞。 1 どこそこの所。「—ともなくいみじく苦しくし給ひて」〈源・若菜下...
そこ‐なし【底無し】
1 底がないこと。どこまでいっても底に達しないこと。際限なく深いこと。「—の沼」 2 きりがないこと。「—の大酒飲み」
そぞろ【漫ろ】
[形動][文][ナリ]《「すずろ」と同語源》 1 これといった理由もなしにそうなったり、そうしたりするさま。なんとなく。「—に寂しさを覚える」 2 心が落ち着かないさま。そわそわするさま。「結...
そそ・ぐ【注ぐ/灌ぐ】
[動ガ五(四)]《室町時代ごろまで「そそく」》 1 ㋐流れ入る。流れ込む。「淀川は大阪湾に—・ぐ」 ㋑雨や雪などがとぎれなく降りかかる。「雨が—・ぐ」「降り—・ぐ」 2 ㋐流し入れる。また、容器...
そそ‐くさ
[副]落ち着かず、せわしなく振る舞うさま。あわただしいさま。「—(と)帰る」
そそ
[副] 1 かすかに吹く風の音を表す語。そよ。「荻の葉に風の—吹く夏しもぞ秋ならなくに哀れなりける」〈続詞花・夏〉 2 静かに動くさま。そっと。「—と物を言うて給はれ」〈咄・露がはなし・三〉
そ‐そう【阻喪/沮喪】
[名](スル)気力がくじけて元気がなくなること。「士気が—する」「意気—」
そすい‐けつごう【疎水結合】
水に溶けにくい疎水性の分子が、水の分子にはじかれて集合する現象。疎水性分子間で相互に引力がはたらかなくても生じる。疎水効果。