すくなく‐とも【少なくとも】
[副] 1 少なく見積もっても。内輪に見ても。少なくも。「—一年はかかる」 2 せめて。ともかく。少なくも。「—一日二時間は勉強しろ」「—これだけは約束する」
すた・れる【廃れる/頽れる】
[動ラ下一][文]すた・る[ラ下二] 1 使われなくなる。行われなくなる。通用しなくなる。すたる。「流行語は—・れるのも早い」「義理人情が—・れる」 2 盛んだったものが衰える。すたる。「町が—...
姿(すがた)を消(け)・す
1 見えなくなる。行方がわからなくなる。「大金を持って—・す」 2 今まで存在した物事がすっかりなくなる。「下町情緒が—・す」
す・く【空く】
[動カ五(四)]《「透く」と同語源》 1 ある空間を満たしていた人や物が少なくなって、あきができる。まばらになる。減る。「がらがらに—・いた電車」「道路が—・く」 2 空腹になる。「腹が—・く」...
すくなく‐も【少なくも】
[副] 1 「少なくとも1」に同じ。「—一〇年は使える」 2 (あとに打消しや反語表現を伴って)いくら少なく見ても…などというものではなく、大いに。「かくしても相見るものを—年月経(ふ)れば恋し...
よご・れる【汚れる】
[動ラ下一][文]よご・る[ラ下二] 1 きたなくなる。不潔になる。「手が—・れる」「都会の—・れた空気」 2 悪いことに関係して、清らかさを失う。けがらわしくなる。けがれる。「そんな—・れたお...
だ・れる
[動ラ下一] 1 気持ちなどがゆるんで、しまりがなくなる。緊張感がなくなる。だらける。「生活態度が—・れる」「試合が途中で—・れる」 2 あきて退屈する。「観客が—・れる」 3 相場に活気がなく...
わざ‐わざ【態態】
[副] 1 他のことのついでではなく、特にそのためだけに行うさま。特にそのために。「—出掛けなくても電話で済むことだ」 2 しなくてもよいことをことさらするさま。故意に。「御親切にも—忠告に来る...
た・える【絶える】
[動ア下一][文]た・ゆ[ヤ下二] 1 続いていたものが途中で切れて続かなくなる。とぎれる。「人通りが—・える」「仕送りが—・える」 2 切れたあと完全になくなってしまう。なくなる。尽きる。「血...
レモン‐の‐げんり【レモンの原理】
情報の非対称性が市場に及ぼす影響について論じたミクロ経済学の理論。中古車市場で、外見からはわからない欠陥車(レモン)と優良車(ピーチ)が混在していると、買い手が高い金額で欠陥車を買うことを恐れ、...