ナジャ【(フランス)Nadja】
フランスの詩人ブルトンの散文作品。1928年刊。女性ナジャとの出会いによって現実のうちにひそむ超現実を実感するさまを物語った、シュールレアリスム文学の代表的作品。
ナジャフ【Najaf】
イラク中部、ナジャフ州の都市。同州の州都。バグダッドの南約150キロメートル、ユーフラテス川中流域にある。イスラム教シーア派の聖地。アッバース朝第5代カリフのハールーン=アッラシードが建てた、シ...
なじょう
[副]「なんじょう
」に同じ。「—、かかる見苦しき人がさる事は思ひかくる」〈落窪・一〉
[連体]「なんじょう
」に同じ。「さる幼きほどなれば、—わざをもえせず」〈宇津保・俊蔭〉 「—事にさは...
なじょうことかあら◦む
どうということがあろうか。問題にすることがあるものか。「ただ清き衣を着て詣でむに、—◦む」〈枕・一一九〉
なじょうことな・し
ことさら問題とするにあたらない。平凡である。「—・き人の、笑(ゑ)がちにてものいたう言ひたる」〈枕・二八〉
ナジラン【Najran】
サウジアラビア南西部の都市。イエメンとの国境近くに位置する。ワジに沿ってオアシスが広がり、古代より乳香交易の要地として栄えた。1930年代よりイエメンからサウジアラビア領になったため、イエメン風...
なじ・る【詰る】
[動ラ五(四)]相手を問いつめて責める。詰問する。「心変わりを—・る」
ななじゅうにじかん‐の‐かべ【七十二時間の壁】
人命救助に関する用語で、災害発生から72時間を過ぎると要救助者の生存率が急激に低下することを意味する語。72時間は人が水や食料を摂らずに生命を維持できる限界とされる。
ななじゅうねん‐あんぽとうそう【七十年安保闘争】
昭和45年(1970)の日米安全保障条約改定を阻止するために展開された闘争。学生や労働者による集会・デモ・ストライキが全国で行われた。その一方で、新左翼諸派などの過激派による武装闘争が激化し、内...
ななじゅうねん‐だんわ【七十年談話】
⇒安倍談話