なた【鉈】
1 幅のある厚い刃物に柄をつけたもの。まき割り、樹木の枝下ろしなどに用いる。 2 相撲で、立ち合いにひじを曲げて相手ののど、または胸を攻めること。
ナタル【Natal】
ブラジル北東部の港湾都市。リオグランデ‐ド‐ノルテ州の州都。太平洋に注ぐポテンジ川の河口に位置し、農産物の集散地として発展。ポンタネグラ海岸、アルチスタス海岸などのリゾート地がある。ナタール。...
ナタ‐ちょうるいほごく【ナタ鳥類保護区】
《Nata Bird Sanctuary》ボツワナ北東部の低地ソワパンにある鳥類保護区。塩湖を中心に、ウミワシ、カワセミ、フラミンゴ、ペリカンなどの仲間をはじめ、150種以上もの鳥類が見られる。
な‐た・つ【名立つ】
[動タ四]うわさが立つ。評判になる。「すだれ編みの翁は、かしたいしの娘に—・ち」〈堤・由無し事〉
ナタ‐デ‐ココ【(スペイン)nata de coco】
ココナツミルクに酢酸菌を加え、発酵させた食品。寒天に似るが独特の歯ごたえがあり、デザートなどに用いられる。
なた‐でら【那谷寺】
石川県小松市にある高野山真言宗の寺。山号は自生山。開創は養老元年(717)、開山は泰澄で、岩屋寺と称した。寛弘4年(1007)花山法皇が改称、勅願寺となる。のち焼失したが、江戸初期に加賀藩主前田...
な‐たね【菜種】
アブラナの種子。また、アブラナの別名。一般に、セイヨウアブラナなど近縁の採油植物も含めていう。
なたね‐あぶら【菜種油】
アブラナなどの種子から圧搾してとった黄褐色の油。食用油のほか、潤滑油・工業用油などに使用。たねあぶら。
なたね‐かす【菜種糟】
菜種から油をしぼったあとのかす。肥料に用いる。なたねあぶらかす。
なたね‐づゆ【菜種梅雨】
菜の花の咲く3月下旬から4月にかけて、連日降りつづく寒々とした小雨。《季 春》「—念仏の膝(ひざ)つめあはせ/信子」