なま‐い【生藺】
オモダカの古名。〈本草和名〉
なま‐いえ【生癒え】
病気や傷が十分に治っていないこと。「二寸ばかり疵(きず)あり、いまだ—にて、あかみたり」〈宇治拾遺・一〉
なま‐いき【生意気】
[名・形動]自分の年齢や能力を考えず、出すぎた言動をすること。また、そのさま。「—な口をきく」
なまいき‐ざかり【生意気盛り】
生意気な言動をしがちな年頃。「—の高校生」 [補説]書名別項。→生意気ざかり
なまいきざかり【生意気ざかり】
《原題、(ドイツ)Flegeljahre》ジャン=パウルの長編小説。全4巻。1804年から1805年にかけて刊行。
なまいだ
「なむあみだぶつ(南無阿弥陀仏)」の音変化。
なまいだ‐ぼうず【なまいだ坊主】
江戸時代、鉦(かね)をたたいて念仏を唱えながら浄瑠璃や物まねを演じて金品をもらい歩いた僧形の物乞い。
なま‐いとお・し【生いとほし】
[形シク]なんとなく気の毒である。「乱るる所もやと、—・しくおぼす」〈源・若菜下〉
なま‐いり【生煎り/生熬り】
十分に煎(い)ってないこと。また、そのもの。「—の豆」
なま‐いわけな・し【生稚し】
[形ク]なんとなく幼稚である。「—・き戯れ言なども」〈源・若菜下〉