なまり【生り】
「生り節」の略。
なまり【訛り】
ある地方特有の発音。標準語・共通語とは異なった発音。「言葉に—がある」
なまり【鉛】
炭素族元素の一。単体は青白色の軟らかくて重い金属。融点がセ氏327.5度と低く、加工が容易。耐食性にすぐれ、空気中では表面が酸化されて被膜となり、内部に及ばない。主要鉱石は方鉛鉱。鉛管・電線被覆...
なまり‐いろ【鉛色】
鉛の色に似た、淡いねずみ色。「—の空」
なまり‐おんせん【鉛温泉】
岩手県花巻市西部にある温泉。泉質は単純温泉。
なまり‐がみ【鉛紙】
ガラス類・金属類・細工物・果実などの包み紙として用いる薄い紙。明治初年、輸入鉛板の間に挟んであった薄用紙に似せて製造したもの。
なまり‐ガラス【鉛ガラス】
酸化鉛を含有するガラス。フリントガラスはこの一種。軟らかくてカットしやすく、屈折率が大。光学ガラスやクリスタルガラスとして用いる。
なまりごうきんれいきゃく‐こうそくろ【鉛合金冷却高速炉】
⇒鉛冷却高速炉
なまり‐ごえ【訛り声】
なまりのある、濁った声。だみごえ。「—にて、高声におきてければ」〈著聞集・一六〉
なまり‐せん【鉛銭】
鉛で鋳造した銭貨。中世から近世初期にかけて流通した悪質の私鋳銭のほか、江戸末期から明治初期に関東・東北の一部で流通したものがある。なまりぜに。