みみ‐ずく【耳蝉】
1 ミミズク科の昆虫。体長18ミリくらいで、暗褐色か赤褐色。胸部背面に耳状突起が一対あり、前から見ると鳥のミミズクに似る。リンゴ・ナラ・クヌギなどについて吸汁する。 2 半翅(はんし)目ミミズク...
み‐まま【身儘/身随】
[名・形動ナリ]身を拘束されず、思うままにふるまえること。特に、遊女が、年季があけたり身請けされたりして、自由の身となること。また、そのさま。「銀が四貫匁あれば、太夫様は—にならしゃますが」〈伎...
みやべ‐せん【宮部線】
植物分布の境界線の一。千島列島の択捉島とウルップ島の間(択捉水道)に引かれる。この線より南側にはトドマツ、エゾマツ、ミズナラが分布し、北海道本島の植物相と共通し、北側ではシベリアやカムチャッカと...
みやざき‐はやお【宮崎駿】
[1941〜 ]アニメーション作家・映画監督。東京の生まれ。日本のアニメーション界の第一人者として、国内のみならず海外にも絶大な影響を与える。昭和60年(1985)アニメ映画製作会社「スタジオジ...
みみ‐がい【耳貝】
ミミガイ科の巻き貝。暖海の岩礁にすむ。貝殻はアワビに似た耳形で細長く、殻径約10センチ。殻表は褐色で滑らか。呼吸孔は管状にならず、5〜7個ある。食用。
み‐はか・る【見計る】
[動ラ四]計画する。たばかる。「そこたちの—・りてし給へるならむ」〈落窪・二〉
み‐ち【道/路/途/径】
《「御(み)路(ち)」の意》 1 人・車・船などが、往来するように整備された所。通路。道路。また、航路。「—を横切る」「—が混む」「船の通う—」 2 目的の場所に至る経路や、その途中。途上。「帰...
道(みち)狭(せば)・し
道が狭くて通りにくい。転じて、生きにくい。身の置き所がない。「判官都を遠近(をちこち)の、—・くならぬその先に、西国のかたへと志し」〈謡・船弁慶〉
み‐どころ【見所/見処】
1 見るべきところ。見る価値のあるところ。また、見落としてはならない点。「この映画の—」 2 今後を期待できる優れた点。将来性。「彼は—のある若者だ」 3 見て判断のよりどころとする点。めじるし...
みつば‐の‐そや【三つ羽の征矢】
3枚の矢羽をつけた征矢。また、非常に速いことのたとえにもいう。三つ立ての征矢。「無間奈落(むげんならく)にまっさかさまに落つる事、—よりいと早し」〈浄・蝉丸〉