なら‐の‐やえざくら【奈良の八重桜】
桜の一品種。カスミザクラの改良種とされる。4月下旬から5月にかけて、淡紅色で八重咲きの花を開く。東大寺知足院のものは天然記念物。ならやえざくら。
なら‐の‐ふること【奈良の古言】
《万葉集の成立時についての、清和天皇の問いに、文屋有季が「神無月時雨降りおけるならの葉の名におふ宮の古言ぞこれ」と答えたという古今集の歌から》万葉集の異称。
ならび‐しょう・する【並び称する】
[動サ変][文]ならびしょう・す[サ変]あるものを他と並べて、同じようにほめたたえる。「モーツァルトと—・される作曲家」
ならべ‐か・える【並べ替える/並べ換える】
[動ア下一][文]ならべか・ふ[ハ下二]並んでいるものの順番を入れかえる。今までとは別の基準で並べる。「商品を—・る」「データを—・る」
ならび‐な・い【並び無い】
[形][文]ならびな・し[ク]他と比較できるものがない。類がない。たぐいない。「—・い権力者」
成(な)るは厭(いや)なり思(おも)うは成(な)らず
実現するものは気に入らず、心を寄せているものはうまく行かない。縁談などが思いどおりにならないことにいう。
難(なん)付(つ)・く
(「付く」が下二段活用の場合)非難する。難癖をつける。「人の上を—・け、おとしめざまのこと言ふ人をば」〈源・蛍〉
(「付く」が四段活用の場合)難癖をつけられる。傷がつく。「私が内証の自分仕事...
にく‐ざり【二句去り】
連歌・俳諧などで、2句以上を隔てなければ使ってはならない字や語。
なん‐にも【何にも】
[副]《「なににも」の音変化。あとに打消しの語を伴う》何物にも。何事にも。「それでは—ならない」
なんみんしんささんよいん‐せいど【難民審査参与員制度】
難民の認定を受けられなかった外国人による異議の申し立てに対して、法務大臣が決定を行う際に、法律や国際情勢に関する学識経験を有する難民審査参与員の意見を聴かなければならないとする制度。平成17年(...