こう‐ぞり【髪剃り】
《「かみそり」の音変化》 1 剃刀(かみそり)。「—脇にはさみて持(も)たり」〈落窪・二〉 2 仏門に入る式で、戒師が、出家する人に戒をさずけて髪をそり落とすこと。また、髪をそって仏門に入ること...
こうつう‐なん【交通難】
1 交通手段が乏しくて難儀をすること。 2 交通機関が混雑して、通行が自由にならないこと。
こう‐だて【劫立て】
[名](スル)囲碁で、劫を取り返すために、相手が応じなければならないような場所に一手打つこと。また、その場所。
こうり‐しゅぎ【公理主義】
すべての理論は、公理的方法によって構成されなければならないという主張。ドイツの数学者ヒルベルトによって提唱された。
ゴーブ‐はんとう【ゴーブ半島】
《Gove Peninsula》オーストラリア、ノーザンテリトリー北部の半島。カーペンタリア湾西岸に位置する。主な町はナランバイ。同国を代表するボーキサイト産地として知られる。
心(こころ)付(つ)・く
(「付く」が四段活用の場合) 1 愛情や関心が生じる。執心する。「御娘たちの住まひ給ふらむ御ありさま思ひやりつつ、—・く人もあるべし」〈源・椎本〉 2 物心がつく。分別がつく。「—・きなば、僧...
こ‐けん【沽券/估券】
《「沽」は売る意》 1 土地・山林・家屋などの売り渡しの証文。沽却状。沽券状。 2 人の値うち。体面。品位。 3 売値。「そんなら惣地代(そうぢだい)で—はいくら」〈滑・膝栗毛・二〉
こ‐こう【糊口/餬口】
《粥(かゆ)を口にする意》ほそぼそと暮らしを立てること。生計。よすぎ。くちすぎ。「—の道を閉ざされる」「一家の—のために働かなけやならないような」〈三重吉・小鳥の巣〉
此処(ここ)一番(いちばん)
ここで勝たなければなにもならない、という勝負どころ。最高にがんばるべきところ。「—という時に実力を出す」
ここ‐な【此処な】
《「ここ(此処)なる」から》 [連体] 1 人や物を表す語の上に付いて、それがすぐ手近にあることを示す。ここにいる。ここにある。この。「—殿様へ売ったほどに、そなたへやることはならぬ」〈虎明狂...