なり◦けり
[連語]《断定の助動詞「なり」の連用形+過去の助動詞「けり」》…であった。…であったという。…であったよ。「春風の花を散らすと見る夢はさめても胸のさわぐ—◦けり」〈山家集・上〉
なり‐こま【成(り)駒】
将棋で、敵陣に入って成った駒。→成る9
なりこま‐や【成駒屋】
歌舞伎俳優中村歌右衛門・中村鴈治郎(がんじろう)、およびその一門の屋号。
なり‐こ・む【鳴り込む】
[動マ四]大声を立てて入り込む。どなり込む。「思ふさま—・んでやるべい」〈滑・浮世風呂・二〉
なり‐さがり【成(り)下(が)り】
地位・財産などを失うこと。落ちぶれること。また、その人。
なり‐さが・る【成(り)下(が)る】
[動ラ五(四)] 1 地位・財産などを失う。落ちぶれる。「泥棒に—・る」 2 物事の質や程度が下がる。「形式だけの審議に—・る」
なり‐さま【成り様/形様】
1 姿かたち。ありさま。「遊女、かぶき者の—を移し」〈浮・一代女・三〉 2 成長するようす。「子供の—を尋ね」〈浮・一代男・二〉
なり‐しだい【成り次第/為り次第】
[名・形動ナリ]成り行きにまかせること。また、そのさま。「—に勤めて」〈浮・諸艶大鑑・六〉
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なり‐すがた【形姿】
なりふり。身なり。