なり‐わい【生業/家業】
1 生活を営むための仕事。「小説を書くことを—とする」 2 五穀が実るようにつとめるわざ。農業。また、その作物。「—は天下の大きなる本なり」〈崇神紀〉
なる‐くち【成る口】
1 酒が飲める人。いける口。「—と云うでもないのに、立続けの五六杯が劇(ひど)く利いて」〈柳浪・河内屋〉 2 口説いたらものになりそうな人。「こいつ—ぢゃと思うて」〈伎・韓人漢文〉
なりひら‐だけ【業平竹】
イネ科の植物。高さ約5メートル。茎は紅緑色になり、葉は枝先に4、5枚つく。観賞用として庭園に植える。名は、形がよいことを在原業平になぞらえたもの。大名竹(だいみょうちく)。
なり‐ふり【形振り】
身なりと振る舞い。服装と態度。「—をかまわない人」
ナリチク【Nal'chik/Нальчик】
ロシア連邦南西部、カバルダバルカル共和国の首都。カフカス山脈の北麓、エリブルースへの玄関口にあたり、テレク川の支流ナリチク川沿いに位置する工業都市。鉱泉があり、療養地としても知られる。
なり‐のぼ・る【成り上る】
[動ラ四]高い地位に上る。なりあがる。「聞こえし人々の、めやすく—・りつつ」〈源・竹河〉
なり‐と‐も
[連語]⇒なりと
なり‐は・てる【成(り)果てる】
[動タ下一][文]なりは・つ[タ下二] 1 すっかりその状態になる。すっかり達成する。「功—・てる」 2 みじめな状態になる。落ちぶれてしまう。「負け犬に—・てる」
なり‐ひさご【生り瓢】
《古くは「なりびさこ」とも》 1 ヒョウタンの別名。 2 ヒョウタンの実を二つに割って、酒や水をすくって飲む器にしたもの。「—といふ物を人の得させたりければ」〈徒然・一八〉
ならわ・す【習わす/慣わす】
[動サ五(四)] 1 学ばせる。習わせる。「英会話を—・す」 2 習慣づける。慣れさせる。「深き山住みせむにも、かくて身を—・したらむは、こよなう心澄みぬべきわざなりけり」〈源・幻〉 3 こらし...