かき‐くら・す【掻き暗す】
[動サ四] 1 空を曇らし、暗くする。雨や雪が、空が暗くなるほど強く降る。「五月雨(さみだれ)さへ—・し、まことにいぶせかりけるに」〈平家・六〉 2 心を暗くする。悲しみにくれる。「—・す心の闇...
かた‐わ【片端/片輪】
[名・形動]《「片」は不完全の意》 1 からだの一部に障害があること。 2 考え方などにつりあいがとれていないこと。また、そのさま。 3 不完全なこと。未熟なさま。また、欠点。「此の大臣は色めき...
がっ‐たい【合体】
[名](スル) 1 二つ以上のものがまとまって一つになること。「両派が—して新党をつくる」 2 心を一つに合わせること。「『なるほど御母様のおっしゃる通りです』『然(そ)うじゃろうとも』と—して...
きゅうじょう‐せいだん【球状星団】
数万から100万個の恒星が球状に密集しているもの。中心になるほど密集。銀河系では約150個が知られる。
きょう‐れん【狂恋】
正気でなくなるほどの激しい恋。
きんこん‐づけ【金婚漬(け)】
ウリの芯をくりぬき、ダイコンやニンジン・ゴボウ・シソなどを昆布で巻いて詰め込み、味噌やもろみに漬けた食品。古くなるほど美味という。岩手県花巻地方の名産。
工夫(くふう)に落(お)・つ
なるほどと思う。納得する。「—・ちず、終夜これを思案するに」〈浮・伝来記・五〉
くもり‐な・し【曇り無し】
[形ク] 1 視界が明瞭である。空が晴れわたっている。「日のどかに—・き空の西日になるほど」〈源・常夏〉 2 光・色などが鮮明である。澄んでいる。「—・き池の鏡によろづ代をすむべき影ぞしるく見え...
げ‐に【実に】
[副]《「げん(現)に」の音変化という》 1 ある事柄に対する自分の評価・判断を肯定して、さらに強調する気持ちを表す。本当に。実に。全く。「—恋こそはまことのいのちである」〈倉田・愛と認識との出...
げに‐も【実にも】
[副]いかにも。なるほど。やはり。「文をあけて見給へば、—女房の文とおぼしくて」〈平家・一一〉