ナレーター【narrator】
映画・ラジオ・テレビなどの語り手。
なれ‐がお【馴れ顔】
うちとけた態度や顔つき。「いと—に、御帳の内に入り給へば」〈源・若紫〉
なれこ‐まい【馴子舞/馴講舞】
1 初対面の人などが親睦を図るために寄り集まってする舞。また、その舞を伴う宴会。「芸に従ひて思ひ思ひの—する中にも面白かりし事は」〈義経記・五〉 2 旅人が社寺の前を通るとき、神仏への手向けとし...
なれ‐ごろも【馴れ衣/褻れ衣】
着なれた衣。なれぎぬ。「別れにし妹(いも)が着せてし—袖片敷きてひとりかも寝む」〈万・三六二五〉
なれ‐したし・む【慣れ親しむ/馴れ親しむ】
[動マ五(四)]いつも接してなじむ。身近なものとしてなれる。「外国語を学ぶには、ネイティブのアクセントやイントネーションに—・むことが大切だ」
なれ‐すがた【馴れ姿/褻れ姿】
着なれた衣服を身につけた姿。ふだん着の姿。「あやしき—を、うちとけ御覧ぜられむとは」〈源・若菜下〉
なれ‐ずし【熟れ鮨】
塩蔵の魚に飯を合わせ、その自然発酵によって酸味が生じた鮨。飯もともに食べるもの(和歌山県の下鮨(しもずし)など)と、飯は少量使い、主に魚を食べるもの(滋賀県の鮒鮨(ふなずし)など)とがある。腐れ...
なれ‐そめ【馴れ初め】
恋仲の者が知り合ったはじめ。恋のきっかけ。
なれ‐そ・める【馴れ初める】
[動マ下一][文]なれそ・む[マ下二]親しくなりはじめる。男女が恋する仲となる。「此の源さまと—・めた所から、源さまは御勘当になりまして」〈円朝・怪談牡丹灯籠〉
なれっ‐こ【慣れっこ/馴れっこ】
[名・形動]すっかりなれていること。また、そのさま。「怒られるのは—になっている」