なん‐とも【何とも】
[副]《「なにとも」の音変化》 1 言葉にいえないほど程度がはなはだしいさま。「—あきれた話だ」 2 どうという限定のないさま。どうとも。「結果は—言えない」 3 (打消しの語を伴って)問題にす...
何(なん)とも彼(か)とも
どのように形容していいのかわからないさま。「—いえない味」
何(なん)ともはや
あまりのことでどう形容していいかわからないさま。まったくもって。なんともまあ。「—おわびの申しようもありません」
なんと‐やら【何とやら】
[連語] 1 名称などのはっきりしないものをさす。なんとか。「—いう人」 2 どういうわけか。なんとなく。なにやら。「—恥づかしき事にぞあれど」〈浮・武家義理・一〉
なんと‐ろくしゅう【南都六宗】
奈良時代における仏教の代表的な六つの宗派。三論宗・成実(じょうじつ)宗・法相(ほっそう)宗・倶舎(くしゃ)宗・律宗・華厳宗の六宗。後世の宗派と異なり、経論の研究学派としての性格をもつ。
なんと‐ろくせい【南斗六星】
夏、南の夜空に見える射手座の中心部に、柄杓(ひしゃく)を伏せた形に並ぶ6個の星。二十八宿の一つの斗宿にあたる。→斗
なんとん‐ほくぜん【南頓北漸】
中国禅宗の南宗と北宗のこと。南宗は頓悟(とんご)を尊び、北宗は漸悟(ぜんご)を旨とする。