メルブ【Merv】
中央アジア南西部、カラクム砂漠にある都市遺跡。現在のトルクメニスタン南東部の都市マリーの郊外に位置する。アケメネス朝ペルシア支配下の紀元前6世紀からモンゴル帝国に侵略される13世紀初めまでオアシ...
メルカンティ‐ひろば【メルカンティ広場】
《Piazza Mercanti》イタリア北部、ロンバルディア州の都市ミラノにある広場。ミラノ大聖堂の広場に隣接する。13世紀前半に建設され、周囲には旧裁判所、王立学校、オシイ家の回廊をはじめ、...
メクネス【Meknès】
モロッコ北部の都市。商業・交通の要地。オリーブ・ブドウの栽培が盛ん。11世紀、ムラービト朝時代に建設され、17世紀から18世紀にかけて、アラウィー朝の首都が置かれた。城壁に囲まれたメディナとよば...
めいわく‐でんわ【迷惑電話】
受け手にとって迷惑な電話。広告や勧誘、嫌がらせなどを目的にかけてくる電話。
めいおう‐じしん【明応地震】
室町時代後期の明応年間に起こった大地震。文献や発掘調査などから、東海・東南海・南海の三連動地震によるものと考えられている。高さ4メートルから10メートル程度の津波が房総半島から紀伊半島にかけての...
めいじたいしょうぶんがくし【明治大正文学史】
吉田精一の著作。小説・詩歌・戯曲などさまざまな切り口から明治から大正にかけての日本文学史を論じる。昭和16年(1941)武蔵野書院より刊行。昭和32年(1957)刊行の山田書院版では「近代日本文...
めい‐き【明器】
《神明の器の意》中国で、死者とともに墓に納めた器物。死後の世界で用いるため、日用の器物を木や泥・陶磁などで模したもの。漢代から唐代にかけて盛行。→泥象(でいしょう)
めいじぶんだんかいころく【明治文壇回顧録】
後藤宙外による回想記。昭和8年(1933)から昭和10年(1935)にかけて「芸術殿」誌に連載、昭和11年(1936)刊行。
めいじたいてい【明治大帝】
立野信之の長編歴史小説。「サンデー毎日」誌に連載。単行本は昭和31年(1956)から昭和34年(1959)にかけて全7巻を刊行。
めいしゅ‐や【銘酒屋】
銘酒を売っているという看板をあげて、ひそかに私娼を抱えて営業した店。明治時代から大正時代にかけてみられた。