こうがにんぽうちょう【甲賀忍法帖】
山田風太郎の長編娯楽小説。忍者たちの死闘を描く。昭和33年(1958)から昭和34年(1959)にかけて「面白倶楽部」誌に連載、人気を博す。以後「江戸忍法帖」「くノ一忍法帖」「柳生忍法帖」などへ...
こうきょうてきれんしゅうきょく【交響的練習曲】
《原題、(ドイツ)Sinfonische Etüden》シューマンのピアノ曲。1834年から1837年にかけて作曲。主題と12の変奏からなり、初版では未発表だった5曲を補遺として加える場合がある...
こうざ‐は【講座派】
昭和7年(1932)から翌年にかけて、野呂栄太郎の企画・指導のもとに刊行された「日本資本主義発達史講座」に執筆し、日本資本主義の半封建的性格を強調して労農派と論争を展開したマルクス主義理論家の集...
こう‐ぐん【紅軍】
1927年から1937年にかけての中国共産党軍の通称。南昌蜂起を機に結成され、毛沢東・朱徳らの指導の下に国民党軍に対抗し、長征を成功させた。日中戦争勃発後の国共合作により、国民革命軍第八路軍と新...
こうぎょく【紅玉】
木下利玄の歌選集。大正8年(1919)刊。大正3年(1914)から大正6年(1917)にかけての短歌516首を収める。
こうとう‐しんけいつう【後頭神経痛】
片側の後頭部から耳の後ろにかけて、頭皮に電気が走るような痛みが繰り返し起こる、神経痛。毛髪に触れることで誘発される。
ごう‐の‐もの【剛の者】
《古くは「こうのもの」》 1 武勇にすぐれた者。つよくて勇敢な者。つわもの。 2 ある方面に特に強い者。その道の達人。また、したたか者。つわもの。「色事にかけては—だ」
こ‐いまり【古伊万里】
初期の伊万里焼。寛永(1624〜1644)中ごろから元禄(1688〜1704)前後にかけてのもの。
こうらい‐しば【高麗芝】
イネ科の多年草。シバに似る。本州以南から中国・東南アジアにかけて産し、芝生用。いとしば。
こうりば‐やし【行李葉椰子】
ヤシ科の常緑高木。大形のヤシで高さ20メートル以上になる。手のひら状に裂けた葉は屋根の材料などに用いられるほか、古代には仏典を記す紙の代わりともされた。スリランカから東南アジアにかけて分布。