あきさめ‐ぜんせん【秋雨前線】
9月中旬から10月中旬にかけて日本の南岸沿いに現れる停滞前線。秋の長雨をもたらす。秋霖(しゅうりん)前線。
あきのにほん【秋の日本】
《(フランス)Japoneries d'automn》フランスの作家、ピエール=ロチによる文明開化期の日本滞在記。1885年9月から11月にかけて、神戸・横浜・京都・東京などに海軍将校として滞在...
あき‐の‐きりんそう【秋の麒麟草】
キク科の多年草。日当たりのよい山地に生え、高さ30〜80センチ。葉は細長く、先がとがる。夏の終わりから秋にかけて、黄色の小花が穂状に密生。金花。あわだちそう。
アグアスカリエンテス【Aguascalientes】
メキシコ中部、アグアスカリエンテス州の都市。同州の州都。1575年、銀山の町として建設され、大聖堂をはじめ植民地時代の歴史的建造物が多く残っている。名称はスペイン語で「熱い水」を意味し、温泉が点...
あきこまんだら【晶子曼陀羅】
佐藤春夫の長編小説。昭和29年(1954)3月から6月にかけて「毎日新聞」に連載。同年9月刊行。与謝野晶子の伝記小説。同年、第6回読売文学賞小説賞受賞。
アクセント‐かく【アクセント核】
東京式アクセントにおける、音韻的な音調の下がり目。東京式アクセントでは、それぞれの単語ごとに下がり目の有無と、有る場合の位置が恣意的に決まっている。例えば「カレーラ↓イス」の場合、「ラ」から「イ...
アグアテカ【Aguateca】
グアテマラ北部、ペテン県南西部にあるマヤ文明の遺跡。サヤスチェの南約15キロメートルに位置する。先古典期から古典期にかけて栄え、近隣のドスピラス王朝の都が置かれた要塞都市だったが、9世紀半ば頃の...
あき‐さば【秋鯖】
秋から冬にかけて、脂がのって美味となったサバ。《季 秋》
あか‐ほん【赤本】
《「あかぼん」とも》 1 草双紙の一。江戸中期、延宝から享保にかけて流行した子供向けの絵本。表紙が赤いところからよばれる。お伽話物が多い。→青本 →黒本 2 明治時代の少年向きの講談本。口絵・表...
あかがね‐ごてん【銅御殿】
東京都文京区小石川にある木造建築物。明治末から大正元年(1912)にかけて、実業家磯野敬の邸宅として建てられたもの。全国から集めた高級材を使用し、屋根と外壁には銅板が張られている。現在は財団法人...