小(しょう)の虫(むし)を殺(ころ)して大(だい)の虫(むし)を助(たす)ける
小さなことは犠牲にしても、重要なことを守る。小を捨てて大に就く。大の虫を生かして小の虫を殺す。
ざ‐きょう【座興】
1 宴席などで、その場に興を添えるための芸や遊戯。「—に手品をする」 2 その場かぎりの冗談や戯れ。「—にしても言葉が過ぎる」
せい‐いそんしょう【性依存症】
強迫的な衝動にかられて、性的行動を繰り返してしまう状態。健康や社会的地位などを犠牲にしても、不特定多数の相手との頻繁な性交渉や、のぞき・露出・痴漢行為・小児性愛などの逸脱した性行動をやめることが...
背(せ)に腹(はら)はかえられない
《五臓六腑(ろっぷ)のおさまる腹は、背と交換できないの意》さし迫った苦痛を回避するためには、ほかのことを犠牲にしてもしかたない。 [補説]「背を腹にはかえられない」とするのは誤り。
ジレンマ【dilemma】
《「ディレンマ」とも》 1 二つの相反する事柄の板挟みになること。「—に陥る」 2 論理学で、二つの仮言的判断を大前提とし、その判断を小前提で選言的に肯定または否定して結論を導き出す三段論法。例...
さて‐も
[感]なんとまあ。さてさて。「—みごとな花だ」 [副]そうであっても。そのままでも。「思ひわび—命はあるものをうきにたへぬは涙なりけり」〈千載・恋三〉 [接](「扨も」「扠も」「偖も」とも...
こんな
[形動] 1 話し手、または、そのそばにいる人が当面している事態や、現に置かれている状況がこのようであるさま。このような。「世の中に—ひどい事があっていいのか」「—に親切にしてもらったのは初めて...
そお‐ぶね【赭船】
赤土で塗った船。「旅にしてもの恋しきに山下(やまもと)の赤(あけ)の—沖に漕ぐ見ゆ」〈万・二七〇〉
いとしぼ・い
[形]《「いとほしい」の「ほし」を逆さまにした語か。近世語》いたわしい。ふびんである。「折角(せっかく)恋になされた彼方(あなた)を、此のままで思ひ切るお前の心がいかにしても—・い」〈浄・嫩軍記〉
おたふく‐あめ【阿多福飴】
棒状のさらし飴で、どこを輪切りにしてもおたふく面の模様が出るように作ってあるもの。