にた‐にた
[副](スル)薄気味悪く笑う表情をするさま。「—(と)笑う」「人前で—する」
に‐たまご【煮卵/煮玉子】
殻をむいたゆで卵を、漬けだれに浸して煮込んだもの。中華そばの具などに用いられる。
にた‐もの【似た者】
性格・好みなどが互いに似ている者。「—どうし」
にたもの‐ふうふ【似た者夫婦】
夫婦は互いに性質や好みが似るということ。また、性質や好みが似ている夫婦。
にた‐やま【仁田山】
1 「仁田山織」の略。 2 《仁田山織の紬(つむぎ)は普通の紬に似ているが、質が悪いところから》似て非なるもの。まがいもの。「この頃—の今助六といふ野郎が」〈洒・大通秘密論〉
にたやま‐おり【仁田山織】
群馬県仁田山地方(現在の桐生市)から産出する織物の総称。
にたやま‐ぎぬ【仁田山絹】
仁田山織の太絹織物。
にたやま‐つむぎ【仁田山紬】
仁田山織の紬。
にたり
[副]声を出さずに、薄気味の悪い笑いを浮かべるさま。「—と笑う」「—とする」
に◦たり
[連語]《完了の助動詞「ぬ」の連用形+完了の助動詞「たり」》…てしまっている。…てしまった。「そこらの年頃、そこらの金(こがね)給ひて、身をかへたるがごとなり—◦たり」〈竹取〉