いろは‐かえで【伊呂波楓】
ムクロジ科の落葉高木。関東以西の山地に自生。葉は手のひら状に五〜七つに裂け、秋に紅葉する。花は春につけ、暗紅色。名は、葉の裂け目を「いろはにほへと」と数えたことによる。庭によく植え、材は建築・器...
いわ【岩/巌/磐】
1 地殻を形づくっている堅い物質。 2 石の大きなもの。岩石。いわお。「一念—をも通す」 3 (「錘」「沈子」とも書く) ㋐漁網を沈めるためにつけるおもり。 ㋑船のいかり。「—下ろすかたこそなけ...
いわ‐おうぎ【岩黄耆】
マメ科の多年草。本州中部以北の高山の草原などに自生。高さ15〜50センチ。葉は羽状複葉。8月ごろ、黄白色の蝶形の花を総状につける。
いんよう‐ふ【引用符】
文中で、会話や他よりの引用などであることを示すためにつける符号。和文の「 」(→かぎ括弧)、欧文の“ ”(→クオーテーションマーク)など。
う‐い【雨衣】
雨にぬれないよう、身につけるもの。雨着(あまぎ)。「めいめい—をかぶり、雑嚢(ざつのう)を枕に横になった」〈大岡・野火〉
うけ‐お【受緒】
1 鎧(よろい)の袖についていて、鎧を肩上(わたがみ)の手先の茱萸(ぐみ)(管状の金具)につなぐ緒。 2 矢の箙(えびら)・靫(うつぼ)などにつけて、掛緒(かけお)と合わせて結ぶ緒。
うき‐ぶくろ【浮(き)袋/浮き嚢】
1 泳ぐとき、沈まないようにからだにつける道具。ゴム・ビニールの袋に空気を満たしたもの。また、船に装備する救命具の総称。 2 (「鰾」とも書く)硬骨魚類の腸の辺りにある、透明な膜状で内部に気体の...
うきよ‐ぶくろ【浮世袋】
絹布を三角形に縫った中に綿を入れ、上の角に飾り糸をつけたもの。江戸時代、通人が懸け香の匂い袋としたり、遊女屋の暖簾(のれん)につけたりしたが、のちには子供の玩具になった。
ウエルト【welt】
1 ゴム編みの端の止め編み。 2 婦人用長靴下の上部の二重合わせになっている部分。 3 衣服のへりや端につける細い当て布。
ウオッチ‐ポケット【watch pocket】
ズボンの右前につけられる口寸法の小さいポケット。懐中時計を入れるためのもの。