にょうどくしょうせい‐ぶっしつ【尿毒症性物質】
尿素窒素やクレアチニンなど本来は尿として排出される物質。腎臓の機能が低下すると体内に蓄積し尿毒症を引き起こす。
にょう‐のう【尿嚢】
脊椎動物の羊膜類の発生中の胚(はい)にできる、内胚葉と中胚葉からなる袋状のもの。初めは排泄物を満たすが、のちに爬虫(はちゅう)類・鳥類では呼吸器官として働き、哺乳類では胎盤の一部を形成する。
にょう‐はち【鐃鈸】
法会(ほうえ)に用いる2種の打楽器、鐃と鈸。主として鈸をいう。にょうはつ。
にょう‐ぶつ【繞仏/遶仏】
「繞堂(にょうどう)」に同じ。
にょう‐へい【尿閉】
膀胱(ぼうこう)内にたまった尿をうまく排出できない状態。膀胱や尿道の神経の障害、尿路結石や前立腺肥大のため尿道が狭くなった場合にみられる。
にょうほう‐しょう【尿崩症】
異常に多量の尿を排出する病気。脳下垂体後葉からの抗利尿ホルモンの分泌不足が原因となる(中枢性尿崩症)。また、腎臓の機能障害によって抗利尿ホルモンの作用が低下するために起こるもの(腎性尿崩症)もある。
にょう‐ぼ【女房】
「にょうぼう」の音変化。
にょう‐ぼう【女房】
《2が原義》 1 妻のこと。多く、夫が自分の妻をさしていう。にょうぼ。「—に頭があがらない」「恋—」「世話—」 2 女官の部屋。また、朝廷に仕える女官で、一人住みの部屋を与えられた者。出身の階級...
にょうぼう‐いえぬし【女房家主】
一家の女主人。女房あるじ。「ことに近年は、いづかたも—奢りて」〈浮・胸算用・一〉
にょうぼうがっこう【女房学校】
《原題、(フランス)L'École des femmes》モリエールによる喜劇。5幕。1662年初演。少女を無垢(むく)なまま育て上げて妻にしようとする中年男の物語。