かんねん‐せい【観念性】
主観的な観念によってのみ構成されていること。また、そういう性質。→実在性
かんねんてき‐きょうごう【観念的競合】
一個の行為が同時に数個の罪名に触れる場合をいう語。そのうちの最も重い刑によって処断される。想像的競合。
かん‐のう【感応】
[名](スル)《「かんおう」の連声(れんじょう)》 1 仏語。人に対する仏の働きかけと、それを受け止める人の心。また、信心が神仏に通じること。 2 外界からの刺激によって心が深く感じ動くこと。「...
かんのう‐けんさ【官能検査】
人間の感覚(視覚・聴覚・触覚・味覚・嗅覚)によって、製品の品質を判定する検査。人の好みなど、機械では測定できない場合などに用いられる。官能試験。
かん‐のうよう【肝膿瘍】
大腸菌・ぶどう球菌や赤痢アメーバの感染によって肝臓が化膿する病気。悪寒・発熱・疼痛(とうつう)などの症状がある。肝臓膿瘍。
かんぴ‐し【韓非子】
「韓非」の敬称。
中国の思想書。20巻55編。一部は韓非の著とされるが未詳。厳格な法治主義の励行が政治の基礎であると説き、法と術の併用によって君権を強化することを目ざした。
かんぷ‐しゅと【官符衆徒】
室町時代、奈良興福寺の衆徒の代表機関である衆中(20名)のこと。官符によって任命される興福寺別当・権別当・三綱の被官であったところからいう。寺中の兵力の中心であった。
かんぼつ‐こ【陥没湖】
陥没した所に水がたまってできた湖。多くは断層によってできたもので、琵琶湖・諏訪(すわ)湖などがある。カルデラ湖も含まれる。陥落湖。
かんぽう‐い【漢方医】
漢方医術によって病気の診断・治療を行う医者。
かんむり【冠】
《「こうぶり」の音変化》 1 頭にかぶるもの。特に、許されて直衣(のうし)を着て参内する束帯・衣冠などのときにかぶるもの。黒の羅(うすもの)で作る。頂にあたる所を甲(こう)、前額部を額(ひたい)...