もう‐そう【妄想】
[名](スル)《古くは「もうぞう」とも》 1 根拠もなくあれこれと想像すること。また、その想像。「—にふける」「愛されていないと—してひとりで苦しむ」 2 仏語。とらわれの心によって、真実でない...
めんえき‐とうひ【免疫逃避】
ウイルスなどの病原体やがん細胞が、何らかの機構によって免疫系から逃れること。免疫系は、病原体やがん細胞を排除できなくなったり、異物として認識できなくなったりする。ワクチンなどで得た抗体が効かなく...
メリクロン【mericlone】
《meristem(分裂組織)とclone(栄養系)とからの合成語》茎頂培養(けいちょうばいよう)によって栄養繁殖させる培養法。また、それによって得られる育成苗。ラン栽培で実用化が進んだ。メリク...
水(みず)は方円(ほうえん)の器(うつわ)に随(したが)う
水は、容器の形によって、四角にも丸くもなる。人は、交友関係や環境によって、よくも悪くもなるというたとえ。
ミシガン‐こ【ミシガン湖】
北アメリカの五大湖の一。南北に長い。ヒューロン湖とはマキナック水道によって、ミシシッピ川とは運河によって連絡する。面積5万8016平方キロメートル。最大深度281メートル。
やく‐がい【薬害】
1 医薬品の副作用によって起こる健康上の被害。 2 農薬の散布によって農作物や動植物が受ける傷害。
ベルサイユ‐たいせい【ベルサイユ体制】
ベルサイユ条約を中心とする一連の講和条約によって成立した、第一次大戦後の国際秩序。イギリス・フランス両国の主導の下に国際連盟がその秩序維持に当たり、対ドイツ制裁や反ソ反共体制の構築を行う一方、国...
ヘマグルチニン【hemagglutinin】
ウイルスの表面に存在する糖たんぱく質の一つ。赤血球を凝集させる作用を持つ。インフルエンザウイルスでは、宿主細胞の表面にあるシアル酸を含む糖鎖と結合し、ウイルスを細胞内に侵入させる役割を果たす。赤...
ほし‐くず【星屑】
1 散らばって光る無数の星。「—をちりばめた夜空」 2 恒星によって作りだされる元素。水素などの軽元素から核融合反応を経て重元素がつくられ、超新星爆発によって宇宙空間にばらまかれる。
へん‐せい【変性】
[名](スル) 1 性質などが変わること。また、その変わった性質。「倫理の情は度々の経験を積んで—せる私利心なり」〈田口・日本開化小史〉 2 たんぱく質のアミノ酸配列はそのままで、立体構造が変化...