さいぼうない‐きょうせいせつ【細胞内共生説】
真核生物の細胞小器官は異種の原核生物が内部に共生することによって生じたという仮説。1970年、米国の生物学者リン=マーギュリスが提唱。ミトコンドリアはプロテオバクテリア、葉緑体は藍藻(シアノバク...
サイラトロン【thyratron】
アルゴン・キセノンなどのガスを封入し、熱陰極と陽極の間に格子(グリッド)を設けた放電管。格子によって陽極電流の起電が制御される。交流電源の整流、照明の制御、パルス発振器などに使用。
さいぼう‐こきゅう【細胞呼吸】
細胞が、外部から取り入れた酸素や酸素以外の酸化剤によって、養分を分解してエネルギーを発生させる現象。内呼吸。組織内呼吸。 [補説]酸素を必要とする好気呼吸と酸素を必要としない嫌気呼吸があり、好気...
さい‐ぼう【細胞】
《「さいほう」とも》 1 生物体を構成する形態上・機能上の基本単位。真核細胞と原核細胞がある。真核細胞ではふつう1個の核があり、核膜によって細胞質と分けられ、細胞質は細胞膜でおおわれる。植物細胞...
さいぼうしつ‐いでん【細胞質遺伝】
細胞質に存在する遺伝因子(核外遺伝子)によって、親の形質が子に伝わること。母性遺伝の一つ。受精の際に精子の細胞質はほとんど失われるため、母親の形質だけが遺伝する。原因となる遺伝子は、細胞核ではな...
さいぼう‐そしき【細胞組織】
基本単位である小団体の活動によって成員を獲得すると、それをさらに小団体に分けて、しだいに拡大していく組織。
ざいらい‐ひんしゅ【在来品種】
近代的な育種の対象とされず、ある限られた地域で生育・保存されてきた品種。育種によって改良された品種に比べ、遺伝的多様性に富む。農作物の場合、在来作物ともいう。
ざいりゅうかんり‐せいど【在留管理制度】
日本に在留する外国人の情報を管理する制度。法務省入国管理局(現・出入国在留管理庁)と市区町村の二元管理だった外国人登録制度に替えて、平成24年(2012)から導入。入管庁が在留カードや特別永住者...
さかいまち‐どおり【堺町通り】
京都市街地を南北に走る道路の呼び名。北の丸太町通りから南の五条通りに至る。全長約2.2キロ。豊臣秀吉によって新設されたといわれる。
さえ
[副助]《動詞「そ(添)う」(下二)の連用形「そえ」から生じたという》名詞、活用語の連体形または連用形、助詞など種々の語に付く。 1 すでにあるものの上に、さらに付け加える意を表す。…までも。「...