にわ‐たうえ【庭田植(え)】
小正月の予祝行事の一。東北地方で、わら・豆がらなどを稲苗になぞらえて庭にまいて行う模擬的な田植えの儀礼。
にわたし‐さしずしょう【荷渡し指図証】
倉庫業者・物品保管者に対して、物品の引き渡しを指図する証券。特に海上運送において、船荷証券が発行されている運送品の引き渡しを指図する証券。荷渡し指図書。
にわ‐たずみ【潦/行潦】
[名]雨が降って、地上にたまり流れる水。「はなはだも降らぬ雨故—いたくな行きそ人の知るべく」〈万・一三七〇〉 [枕]地上にたまった水が流れるようすから、「流る」「すまぬ」「行方しらぬ」にかか...
にわ‐たたき【庭叩き】
セキレイの別名。
にわ‐ちょう【庭帳】
江戸時代、年貢を納入する現場で、その出納を記載登録した帳簿。
にわ‐つくり【庭作り】
1 庭に樹木を植えたり、築山(つきやま)・泉水などをつくったりすること。また、その職人。庭師。 2 江戸幕府の職名。作事奉行の配下で造園に従ったもの。
にわ‐つづき【庭続き】
庭に接していること。また、境なしに庭に続いていること。「—の菜園」
にわ‐つ‐とり【庭つ鳥】
[名]ニワトリの古名。「物思ふと寝ねず起きたる朝明(あさけ)にはわびて鳴くなり—さへ」〈万・三〇九四〉 [枕]庭に飼う鳥の意から、「鶏(かけ)」にかかる。「—鶏の垂り尾の」〈万・一四一三〉
にわ‐づたい【庭伝い】
ある庭から他の庭へと伝ってゆくこと。
にわ‐とこ【接骨木/庭常】
レンプクソウ科の落葉低木。山野に自生。枝の内部に白い髄があり、葉は長楕円形の小葉からなる羽状複葉。春、白色の小花が円錐状に咲き、実は赤く熟す。幹や枝を消炎・利尿薬に、花を発汗に用いる。庭木とする...