認識(にんしき)ある過失(かしつ)
過失のうち、行為者が、罪になるような結果の発生を認識しながらも、その発生を避けられるものと信じて行為し、結果を発生させた場合をいう。
にんしきこうどう‐システム【認識行動システム】
外界を認識し、それに基づいて適切に思考・判断し、行動するために必要となる、知的な情報処理の仕組み。 [補説]自律的に行動するロボットの実現を目指して、人間の認識や行動の原理を理工学的に解明するた...
にんしき‐こんきょ【認識根拠】
⇒認識理由
にんしき‐しゃかいがく【認識社会学】
《sociology of cognition/(フランス)sociologie de la connaissance》人間の認識を中心とした思考作用について、その社会との関連性や社会的性格を研...
にんしき‐しょく【認識色】
動物の標識色の一。相互に目につきやすく、連絡に役立つような色彩や斑紋。シカの尾の白色部分、雄コマドリの胸の赤い斑紋など。
認識(にんしき)なき過失(かしつ)
過失のうち、行為者が、罪になるような結果の発生を認識しないで行為し、たまたま結果の発生を招くことになった場合をいう。
にんしき‐ばんごう【認識番号】
軍隊などで、死亡した場合の身許確認などの目的で各員に与えられる個人番号。→認識票
にんしき‐ひょう【認識票】
軍隊などで、隊員が身につける、名前や所属部隊などを刻んだ金属製の札。戦死した場合の身許確認などに用いる。→ドッグタグ
にんしき‐ぶそく【認識不足】
ある物事について、正しい判断を下すための知識・理解などに欠けること。
にんしき‐りゆう【認識理由】
ある事象が存在することの原因に対し、それを認識するための理由となるもの。例えば、カント倫理学では、自由は道徳法則の実在理由であるが、道徳法則は自由の認識理由であるといわれる。認識根拠。