く【苦】
[音]ク(呉) [訓]くるしい くるしむ くるしめる にがい にがる [学習漢字]3年 〈ク〉 1 味がにがい。「苦汁・苦味/甘苦」 2 精神的・肉体的につらい思いをする。くるしい。くるしみ。...
にがにが‐し・い【苦苦しい】
[形][文]にがにが・し[シク]非常に不愉快である。「—・く思う」 [派生]にがにがしげ[形動]にがにがしさ[名]
にが・い【苦い】
[形][文]にが・し[ク] 1 舌を刺激し、口がゆがむような嫌な味である。「餅が黒焦げになって—・い」「—・いコーヒー」→五味(ごみ) 2 不快である。おもしろくない。にがにがしい。「交渉決裂の...
にが・む【苦む】
[動マ四] 1 にがにがしく思う。にがにがしい顔つきや態度になる。「いとわびしう心地悪しうなりて、いかに仕まつらむとて—・みて」〈宇津保・楼上下〉 2 しわがよる。「大豆をいりて…酢をかけつれ...
たにかわ【谷川】
《「たにがわ」とも》姓氏の一。 [補説]「谷川」姓の人物谷川雁(たにがわがん)谷川健一(たにがわけんいち)谷川浩司(たにがわこうじ)谷川士清(たにかわことすが)谷川俊太郎(たにかわしゅんたろう)...
にが・める【苦める】
[動マ下一][文]にが・む[マ下二]にがにがしそうに顔をしかめる。「顔ヲ—・メル」〈和英語林集成〉
か‐がし【彼某】
[代]不定称の人代名詞。だれそれ。くれがし。多く「なにがし(何某)」と対になって用いられる。→某(それがし) →何某(なにがし)「一番にはなにがし、二番には—などいひしかど」〈大鏡・伊尹〉
にが‐ぐち【苦口】
《「にがくち」とも》にがにがしい物の言い方。にくまれぐち。毒舌。「心に思はぬ—言ひしが」〈浮・禁短気・三〉
にがり‐みず【苦汁水/滷汁水】
にがりのこと。また、にがりに水を加えたもの。
にがり‐き・る【苦り切る】
[動ラ五(四)]きわめてにがにがしく思う。ひどく不愉快な顔つきをする。「連戦連敗で—・る」「—・った表情」