けん‐ぎょう【顕教】
仏語。言語や文字で明らかに説いて示した教え。密教以外の仏教のこと。また、真言宗では釈迦の説いた教えをいい、天台密教では一乗に対して三乗の教えをいう。顕宗。⇔密教。
けん‐げん【建言】
[名](スル)政府・上役などに対して意見を申し立てること。また、その意見。「合理化案を—する」
けん‐さく【献策】
[名](スル)上位の者や公の機関に対して計画・案などを申し述べること。「地域開発について知事に—する」
けんさ‐めいれい【検査命令】
法律に違反する可能性がある物品を国が検査する制度。食品衛生法に違反する輸入食品や、薬機法に違反する危険ドラッグ・指定薬物などに対して行われる。
けん‐しょう【謙称】
相手に対してへりくだった言い方。謙遜した言い回し。「小生」「豚児」など。また、謙譲語と同義にも用いる。
けんじょう‐がし【献上菓子】
1 主君や貴人など身分の高い人に差し上げる菓子。 2 室町時代、白砂糖を用いて作った上等な菓子。白砂糖の使用は身分の高い者だけに限られていたため、一般の雑菓子(ぞうがし)に対していう。
けんじょう‐ご【謙譲語】
敬語の一。話し手が、自分または自分の側にあると判断されるものに関して、へりくだった表現をすることにより、相対的に相手や話中の人に対して敬意を表すもの。特別の語を用いる場合(「わたくし」「うかがう...
けんじょうご‐に【謙譲語Ⅱ】
敬語の一。話し手が、自分側の行為・物事について、相手に対して丁重に述べるもの。特別な語を用いる場合(「参る」「申す」「いたす」「おる」など)、接辞を付加する場合(「拙著」「小社」など)がある。丁...
けんじょう‐しゃ【健常者】
心身に病気や障害のない者。障害者に対していう。
けん‐じん【賢人】
1 聖人に次いで徳のある人。また、かしこい人。賢者。 2 濁り酒のこと。清酒を聖人にたとえるのに対していう。賢酒。