にんげんこのげきてきなるもの【人間・この劇的なるもの】
福田恆存による芸術論。昭和31年(1956)刊行。
にんげんしっかく【人間失格】
太宰治の小説。昭和23年(1948)発表。人間の生活の営みに適応できずに破滅していく主人公を、作者自身の体験と生涯を投影させて手記の形で描く。
にんげん‐せい【人間性】
人間特有の本性。人間として生まれつきそなえている性質。人間らしさ。「—にもとる行為」「—を疑う」
にんげんそうごうかがく‐だいがく【人間総合科学大学】
さいたま市にある私立大学。通信制の大学として、平成12年(2000)に開学した。
にんげん‐ぞう【人間像】
性格・容貌・行動・思想などのすべてを含めたその人の姿。「社会に期待される—」
にんげん‐てき【人間的】
[形動] 1 人間としての性格・行動などに関するさま。「—な欠陥」 2 人間らしい性質・感情などがあるさま。「—な優しい心」
にんげん‐どう【人間道】
1 人間として行うべき道徳。人道(じんどう)。 2 仏語。六道の一。人界(にんがい)。人道(にんどう)。
にんげん‐ドック【人間ドック】
健康状態を総合的に精密検査するための短期間の入院。船体点検のドック入りになぞらえたもの。
にんげん‐なみ【人間並(み)】
[名・形動] 1 世間一般の人と同じような程度であること。また、そのさま。ひとなみ。「—の暮らし」 2 人間でないものが、人間と同じであるさま。「ロボットが—に働く」
にんげん‐の‐あんぜんほしょう【人間の安全保障】
国家全体ではなく個々の人間に着目し、紛争・テロなどの恐怖や貧困などの欠乏から人々を解放し、自立するための能力を強化することによって、個人の生存・生活・尊厳を確保すること。→非伝統的安全保障