にんじょう‐み【人情味】
人間らしい心のあたたかみ。情味。「—あふれる話」
にん・じる【任じる】
[動ザ上一]「にん(任)ずる」(サ変)の上一段化。「特使に—・じる」
にんじん
《原題、(フランス)Poil de Carotte》ルナールの長編小説。1894年刊。のちに一幕ものの戯曲に改作。「にんじん」とよばれる赤毛でそばかす顔の少年が、冷たい母親や兄姉との家庭生活で味...
にん‐じん【人身】
人間のからだ。じんしん。「幸に—を得、要法をきく」〈沙石集・三〉
にん‐じん【人参】
1 セリ科の越年草。茎は高さ約1メートルになり、葉は細かく裂ける。根は太く、地中にまっすぐ伸び、黄橙色。カロテンを含む代表的な野菜で、根のほか若葉も食用になる。初夏、白い小花を多数つける。名は、...
にんじん‐いろ【人参色】
人参1の根のような色。鮮やかな橙色。
にんじん‐ぐも【人参雲】
⇒テーパリングクラウド
にんじん‐ざ【人参座】
江戸時代、幕府から薬用人参の専売特権を与えられた座。
にんじんじょう‐ぐも【人参状雲】
気象衛星による画像で、にんじん状の細長い三角形をした雲。風上から風下に向かって広がる積乱雲の列と、上層の風で流されるかなとこ雲からなる。風上側の先端部分は、豪雨・突風・雷など激しい気象現象を伴う...
人参(にんじん)飲(の)んで首縊(くびくく)る
高価な朝鮮人参薬を飲んで病気を治したが、金銭に窮して首をくくる。前後のことをよく考えなかったり、身分不相応のことをしたりして身を滅ぼすことのたとえ。