ねこ‐はち【猫八】
江戸時代の物乞いの一。猫・犬・鶏などの鳴き声をまねて金品をもらって歩いた者。
ねこばし【猫橋】
《原題、(ドイツ)Der Katzensteg》ズーダーマンの長編小説。1889年刊。
ねこ‐ばば【猫糞】
[名](スル)《猫が、糞(ふん)をしたあとを、砂をかけて隠すところから》悪いことを隠して素知らぬ顔をすること。また、拾得物などをこっそり自分のものとすること。「拾った物を—する」
ねこばばのいるまちで【ネコババのいる町で】
滝沢美恵子の短編小説。平成元年(1989)、第69回文学界新人賞、第102回芥川賞受賞。
ねこひっかき‐びょう【猫引っ掻き病】
グラム陰性菌の一種が感染することによって起こる感染症。病原菌をもつネコに引っかかれたり、噛まれたりすることで感染するが、ネコに対してはまったく病原性はない。咬傷(こうしょう)後に炎症が生じ、リン...
ねこ‐ひばち【猫火鉢】
中に入れた火桶を上から覆うようにし、側面に穴をあけた火鉢。布団の中に入れて足を温めるもの。ねこ。
ねこ‐びたい【猫額】
「猫の額」に同じ。
ね‐こぶ【根瘤】
松などの根もとがふくれて、瘤のようになったもの。
ねこ‐ま【猫ま】
猫の古名。〈和名抄〉
ねこ‐ま【猫間】
扇の親骨の透かし彫りの一。猫の瞳(ひとみ)が明暗で変化するように、丸い形や細長い形などを連続的に彫り透かしたもの。