ねつ‐こうりつ【熱効率】
熱機関に供給されたエネルギーのうち、仕事に変えられた熱量の割合。
ねつ‐ごへん【熱互変】
温度変化による互変。サーモトロピー。
ねつ‐ごもり【熱籠もり】
地熱発電などの地熱利用において、放熱を繰り返すことで地中の温度が上昇し、熱交換の効率が低下する現象。→熱枯れ
ねつ‐さまし【熱冷まし】
《「ねつざまし」とも》熱をさますこと。また、そのための薬。解熱剤(げねつざい)。
ねつ‐ざつおん【熱雑音】
抵抗内の電子またはイオンの不規則な熱運動によって生じる電気的な雑音。電子回路には必ず存在する。この現象を発見した米国ベル研究所のジョン=ジョンソン、ハリー=ナイキストの名前から、ジョンソン雑音、...
ねつ‐ざんりゅうじか【熱残留磁化】
岩石のように多数の強磁性微粒子を含む物を、磁界の中でキュリー温度以上の高温から常温に冷却するときに生じる残留磁化。磁界と同じ方向に磁化し、安定な永久磁石として残る。熱残留磁気。
ねつ‐ざんりゅうじき【熱残留磁気】
⇒熱残留磁化
ねつ‐しゅうし【熱収支】
熱エネルギーの出入り。物体や場が外部から受け取る熱やその内部で発生する熱と、外部へ放出する熱や内部に蓄積される熱のバランス。
ねつ‐しょうじ【熱消磁】
熱により磁性体の磁化を消し去ること。キュリー温度以上の温度に加熱することで消磁できる。
ねつショック‐たんぱくしつ【熱ショック蛋白質】
⇒エッチ‐エス‐ピー(HSP)