の‐がみ【野髪】
手入れをしていない自然のままのたてがみ。「乗り入れもせぬ—の馬」〈浄・会稽山〉
の‐がも【野鴨】
野生のカモ。
のがも【野鴨】
《原題、(ノルウェー)Vildanden》イプセンの戯曲。5幕。1884年作。写真師ヤルマル一家の平和な生活が、妻の過去が露見したことから崩壊していく過程を象徴的に描いた悲劇。
のがら‐か・す【逃らかす】
[動サ四]のがれさせる。逃げさせる。「なほ思ひの罪—・し給へ」〈宇津保・蔵開上〉
の‐がりやす【野刈安】
イネ科の多年草。山野に生え、高さ約1メートル。葉は線形で、基部でねじれて裏返しになる。秋、茎の頂に穂を円錐状につける。
のが・る【逃る/遁る】
[動ラ下二]「のがれる」の文語形。
のがれ【逃れ/遁れ】
逃れること。回避すること。「言い—」「税金—」
のがれ‐ことば【逃れ言葉】
言いのがれの言葉。逃げ口上。遁辞(とんじ)。「この御—こそ思ひ出づればゆゆしく」〈源・東屋〉
のが・れる【逃れる/遁れる】
[動ラ下一][文]のが・る[ラ下二] 1 危険や不快を避けて遠くに身を置く。「俗世を—・れる」「難を—・れる」 2 自分にとって好ましくない状態になるのを回避する。「責任を—・れる」「罪を—・れ...
の‐がわ【野川】
野原を流れる小川。